2021年08月23日

リーダーに恵まれない横浜市

昨日行われた横浜市長選で、立憲が担ぐ元横浜市立大教授の山中竹春氏が当選した。

主たる候補者の経歴と開票結果は・・・、

▽山中竹春 無所属 新  公衆衛生学、医療統計学、元横浜市立大学医学部教授  
50万6392票

▽小此木八郎 無所属 新  国家公安委員会委員長、内閣府特命担当大臣(防災)(第4次安倍内閣)、
32万5947票       経済産業副大臣(第2次小泉改造内閣・第3次小泉内閣)、衆議院議員(8期) 

▽林文子 無所属 現  ビー・エム・ダブリュー東京代表取締役社長 ・ ファーレン東京代表取締役社長 ・
19万6926票     ダイエー代表取締役会長兼CEO ・ 東京日産自動車販売代表取締役社長

▽田中康夫 無所属 新 長野県知事(公選第15・16代)、衆議院議員(1期)、参議院議員(1期)
19万4713票

▽松沢成文 無所属 新 神奈川県知事(民選第15・16代)、衆議院議員(3期)、参議院議員(2期)
16万2206票


経歴だけで見れば錚々たるメンバーが立っていたと判る。75歳現職、怖い怖い元国家公安委員長様、元長野県知事、元神奈川県知事・・・。それでいて横浜市長選に立候補・・・。こんなことを言ってはナンだが、一部上場企業の元社長が町工場の社長になろうとしているかのよう。よほど旨味があるのか。

現職の林文子氏の得票数は、当選した山中竹春氏の得票数の38.888%で、この数字は現職として恥ずかしい。いかに市民から信任されてなかったかよく解かる。本人だけが解かっていなかったのかもねだから4期目を目指したんだろう。横浜市民からすれば、林文子氏は3期目は方針がブレブレだったし、3期目は「早く辞めてくれ、早く終わってくれ」だったんじゃないかな。

山中竹春氏以外は「昔の名前で出ています」みたいなもの。当選した山中竹春氏も「いい噂」は聞かない。日常的にパワハラを繰り返している、とのこと。

もちろん私は会ったことは無いけど、新市長がパワハラ常習者だとすると「勘違い男」の典型かも知れない。これから横浜市民は新市長の裏の顔を見せられることになったりして。他に誰かいなかったものか。コロナやカジノに隠れた重要問題が出てきそうで、横浜市民の新たな不幸は始まったばかりかも。

横浜市民(だけでなく、ほとんどの国民)はコロナに対する政府の政策に不満を持っているから、そりゃあ立憲の候補が勝つわなあ。これから行われる地方の首長選なんかでは、おそらく立憲の連戦連勝になるだろう。立憲が国民のためになっている、とは全く思わないけど、次の衆院選、自民はボロ負けしそう。

posted by poohpapa at 06:35| Comment(10) | 経済・政治・国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする