昨日、閉店後に伊勢丹に行ってきた。馴染みのソムリエールさんに挨拶するために、である。世間話をしていたら、いつもの「うわっ、気持ち悪い・・・」という症状が出た。そう伝えると・・・、
「椅子をお持ちしましょうか、ちょっと待っててください」と言って、社員専用のブースに入っていって、お洒落で軽い椅子を持ってきてくれた。まさかワイン売り場で私だけ椅子に座っているワケにはいかず、お酒売場の商品棚の裏、社員専用の出入口の脇に椅子を置いて座らせて頂いて休ませてもらった。
すると、お酒売場やサービスカウンターのスタッフが代わる代わる「大丈夫ですか?、お水をお持ちしましょうか?」、と声を掛けてくれる。もしかすると、熱中症だと思われていたかも。辞退したけどそれは嬉しい。しばらくして落ち着いたのでお礼を言って帰宅して、うちのに話したら「お菓子効果だね」と笑っていて、私もそう思う。一週間前にはお酒売場とサービスカウンターの両方にお菓子を差し入れしているし。
ただ、最初に椅子を持ってきてくれたソムリエールさんは接客中でお礼を言えなかった。今は一日に3回くらい「気持ち悪い」という症状が出るけど、症状が出ていなければ普通に健康体。皆さんにお気遣い頂き、お世話になったので、伊勢丹の閉店時間前に差し入れのお菓子を届けてきた。
そう言えば、新しい発見があった。私が椅子に座って伊勢丹の中の様子を眺めていて、「ああ、車椅子の人たちはこういうふうに見えているんだ・・・」ということに気が付いたのだ。
それで思い出した。以前に、折り紙で亀(背中に順次乗せられる親亀、子亀、孫亀)や孔雀を作ってくださったTさんも車椅子に乗っていらっしゃったけど、最近は見かけない。ソムリエールさんに訊くと、「私もここんとこお会いしていませんね。もしかすると、東京は(コロナで)厳しくなってるから、ご病気もお持ちで危ないから郷里の岡山にお帰りになっているのかも」とのこと。それならいいんだけど・・・、ちょっと心配。
政府ではなくマスコミの責任だと思うけど、世の中が殺伐として意味も無い批判や誹謗中傷やデマが溢れていて、こんな時こそ互いを気に掛けて思い遣ることが大切ではなかろうか。他人を攻撃ばかりしてないで、互いに感謝の気持ちで接すれば世の中が明るくなって希望も見えてくるもの。
ま、私が言うのもナンだけど。そんなワケで、伊勢丹で元気をもらって帰ってきた。皆さん、有り難う (^^♪