2021年09月14日

行きつけのバーミヤンにて

昨日のランチは、うちら夫婦の行きつけのバーミヤン。いつも混雑のピーク時を過ぎてから行っている。

時間帯にもよるが、我々が行く時間、ホールは一人のスタッフで回していることがある。1年くらい前からファミレスはどこも「注文はテーブルの上のタブレットでするようになった」ので、スタッフがいちいちテーブルに行くことはない。料理を運んだり、客が入れ替わった際のテーブルの片付け、消毒、レジでの清算が主な仕事で、注文を取りにテーブルに行かなくて済むようになっただけでも負担は軽くなったような・・・。ま、高齢者はタブレットの使い方が解からず今もスタッフを呼んでいるけど。

昨日のホール担当はバイトのJさん。20代前半で若く、半年くらい前から勤め始めた人。苗字が珍しいので記憶に残る。勤め始めた当初は先輩たちの動きを見習っていて、仕事ぶりもアタフタしていたが、昨日はもう堂々とした働きぶり。そういうのを見させてもらうだけでも元気が出る。

ここんとこ、馴染みのスタッフに一通りお菓子を届けていて、「今日あたりは(まだお菓子をあげていない)Jさんがいるかも」と思ってシャインマスカットのラングドシャを2枚持参し、たまたまホールに出てきたマネージャーさんに「これ、Jさんに『頑張ろうね』と伝えて渡して」とお願いして預けた。自分で渡せばいいようなものだけど、とにかく忙しそうに動き回っているから声を掛けにくかったのだ。

マネージャーさんがホールに出てきたついでに、「シャインマスカットの一口サイズのゼリーがあって、凍らせればシャーベットになるんだけど、それがメチャクチャ美味しいんですよ、ご興味ありますか?」と訊くと、興味ありそうだった。そりゃあ「美味しいお菓子がある」と聞いて興味のない人はいないだろうけど、夕方改めて出向いて一箱(10個入)届けた。Jさんにも「かもめの玉子栗」を一個届けた。

かもめの玉子栗、マネージャーさんと、現在癌で闘病中であって5人の子供を育てながら前向きに頑張っているOさんというスタッフには先日箱(9個入)で届けている。そういうスタッフは応援したくなるし。Oさんは6人家族だから、一人2個ずつになるよう一箱とバラで3個、合わせて12個お届けした。

ところで、シャインマスカットの一口サイズのゼリー、絶品で、伊勢丹で馴染みのマネキンのUさんが「これ、もう作らないんだって。果汁を惜しげもなく使っていて、冷凍させてから常温で10分くらい半解凍すると凄く美味しいよ。こないだサンプルを差し上げたお客さんが翌日10箱も購入してくれて、5箱追加購入したお客さんもいたくらいなんだよ」とのこと。最後に残っていた5箱は私がお買い上げ ♪

で、ランチの際に、うちらのテーブルの横を(手ぶらで)通ろうとしたJさんを呼び留めてこう話した。

「Jさんは短期間で凄い戦力になってますね。自分が今何をしなければならないかがよく解かっていて、目配りが行き届いていてテキパキと動いていて素晴らしいですね」と褒めたら顔を赤らめて喜んでくれた。もちろん、お世辞でなく本音である。うちのは「凄い上から目線の言い方だよね」と笑うけど、自分の働きぶりを(上司でなくても)誰かがしっかり見ていて称賛してくれたなら嬉しいものだと思う。

調子に乗って、「時給を上げてくれるようマネージャーさんに言っとくね」と言ったら大笑い。冗談でなく、本当に言っておいてあげよう。たしか、マネージャーは50円くらいの裁量の幅を持っているそうだから。

てなワケで、私は、バーミヤンに食事に行っているのでなく、スタッフから元気をもらいに行っている。

posted by poohpapa at 06:30| Comment(6) | 私の街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする