当社で入居者募集をしているアパートに同業者さんから問い合わせが入り、いつものように担当者の名刺をFAXして頂き、現地に設置してあるキーボックスの暗証番号を伝え、案内をして頂いたのだが・・・、
現地から電話があった。「教えて頂いた暗証番号でキーボックスが開かないのですが・・・。箱を振っても音がしないし、鍵も入っていないようです」とのこと。暗証番号は変更していないし・・・、なんで??
キーボックスの暗証番号(4桁の数字合わせ)は当然に蓋が閉まった状態では出来ない。一旦開けて「ある操作」をすることで任意の番号に変更できる。だが、その方法を善意の素人が知るハズもない。
早急に現地に行って様子を見てこなければならないのだが・・・、まさかもう一個並べて設置するワケにもいかない。並べて設置したとしても暗証番号に「いつもの番号」は使えない。疑いたくは無いが、過去に案内してくれた同業者の嫌がらせか、横で見ていた客の悪戯か・・・。
それにしても、今着いているキーボックスを外さなければならない。「0000」から「9999」まで「1」ずつ上げていって・・・。気が遠くなる作業である。確実に言えるのは、鍵交換が必須になった、ということ。
以前、立川にある別のアパートで、都内にある中国人経営で中国人向けに営業している不動産会社から「中国人でも良いか」と問い合わせがあって、「中国人だから、外国人だから、と言って断ることはしません。日本人と同じように審査します」と伝えたら、案内してくれたのだが、申し込みは入らず、一週間ほどして隣の部屋の住人から電話があった。「お隣り、入居者が決まったんですか?、窓が開けっぱなしで照明も点いたままになってますが」とのこと。それは完全に業者の嫌がらせだったと思う。
直ぐに飛んで行ってみたら、隣人からの連絡のとおりだった。通常は案内した業者が戸締りをチェックして、夏場なら電気のブレーカーを落として帰るもの。「誰がやったか判りゃしないだろ」ということだろう。幸い、その一週間に雨は降らなかったが、その間の電気代は当社で弁償した。
さて、今回のアパート、うちの店からは遠い。変更されてしまった番号を探るのも気が遠くなるくらいの時間が掛かることだろう。変更された番号が「0000」とか「9999」に近い番号、なんてことはないだろうし。今回の前にどこの業者が案内してくれたかは判るが、たぶん、そこではないと思う。
天気の様子と予定を見て、なるだけ早く行ってこよう。