2021年10月04日

犬にはモテる

昨夕、仕事を終えて帰宅する途中、家の前(隣家のAさん宅の駐車場の前)に、犬を連れた3人の飼主さんが談笑していた。そのうちの一人は隣組のHさんの奥様。Hさんのお宅も子犬を飼っていらっしゃる。

年配の男性が私に「ここにいる(Hさんの犬は別として)散歩中の3匹は、みんな保護犬なんですよ」と言う。母犬が育児放棄したり、飼主がペットに暴力をふるっているのを見かねて保護したり・・・。3匹のうちの丸々と太ったコーギーは見た目は元気そうだが、現在生後8ヶ月で、生まれてすぐに心臓肥大であるのが判って元の飼主が保健所に連れて行っていたのを保護したらしい。医師からは「今年いっぱいもつかどうか・・・」と言われているとか。手術するなら150万円かかるのと、手術中に亡くなる可能性があるとのことで、飼主さんは「可哀想だけど、手術せずに、愛情を注いで天寿を全うしてもらおうと思っています」とのこと。それは正しい選択だと思う。

3匹の中に、「シベリアンハスキー」のような色合いの犬がいて、訊けば「秋田犬で10歳」とか。その犬が私に寄ってくるのだが、飼主さん曰く、「この子は元の飼主の男性から酷い暴力を受けていて、男の人を見ると怖がります。この子が尾っぽを上げて近付いていくのは非常に珍しいですよ」と言われた。そう言えば、毎日うちに来ている野良のミーちゃんも似たような体験をしてたんだったなあ・・・。

以前にも他の飼主さん二人それぞれから「家族以外の人が訪問して、この子が吠えなかったのは初めてですよ」、と言われたことがある。話しているところに別の年配の男性が飼犬のコーギーの散歩で寄ってきたが、その秋田犬は飼主の背中に回って隠れてしまった。犬の散歩をしているくらいだから、寄ってきた人も犬好きなんだろうけど、私と、その男性の違いがどこにあるかは解からない。だが光栄ではある。

犬も猫も、可愛がってくれる人かどうか、つまりは、犬(猫)好きかどうか本能的に判るんだろうな、と思う。でも、晩ご飯を食べに来たみーちゃん、「あれ??、今日は嫌な臭いがするなあ」と思っただろな。

自分より力の弱い者に暴力をふるったり、餌を与えなかったり、棄てたり、殺処分してもらうために保健所に連れて行ったり、などということは人として最低の行為。飼い始めたのなら最期まで愛情を注ぐべき。

ま、おかげで、癒されて疲れも飛んで行ったので、飼主の皆さんとワンちゃんに感謝 (^^♪

posted by poohpapa at 07:31| Comment(2) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする