2021年10月12日

伊勢丹で受けた心遣い

昨夕、店を閉めてから某住宅メーカーの営業マンMさんに「今、どこにいる?」と電話した。今日の予定を聞いていて、近所にいることは判っていたのだが、まだ帰社していなければ、一昨日記事にした山水楼の海老炒飯とかエビマヨを(家族4人分)持って帰ってもらって夕食にしてもらおう、と考えたのだ。

奥様がすでに食事の準備に掛かっていたなら申し訳ないので先に奥様に電話してもらったら、「まだこれから」とのことで、間に合って安堵。何より、チン!、だけで済むので、今日は少しは楽をして頂けるかも。

実は、昨日の昼間、以前からお願いしていたことだったが、うちの店の事情で彼の車であちこち連れて行ってもらっていた。タクシー代わりに使っていたのだ。それらを徒歩やバスで回るのは大変だし、そんなことしたなら一日仕事になる。それで「予定が入ってない日時」ということで昨日の午後になっていた。

私が電話した時、たまたま当社の近くを車で走っていたので迎えに来てもらい、一緒に車で伊勢丹へ。伊勢丹に車で行くことも、当然に地下駐車場に入ることも初めての体験で新鮮な気分だった。

山水楼のブースに向かうと、いつものUさんがいたのだが・・・、お目当ての海老炒飯が一個しかない。Uさんが「調理場に発注したから30分くらい待ってくれたら届くよ」と言うので待つことに。エビマヨはあったし、Мさんは火水連休なので餃子も持って帰ってもらうことに。待つ間、ワイン売り場でチリワインも1本購入。奥様がお好きとのことなので持ち帰ってもらった。そのあたりはうちと似ている。

で、我々がサービスカウンターの近くにいると、Uさんが電卓を手にサービスカウンターにやってきて、「この金額で、どれくらい(の時間)駐車場料金がタダになるかなあ。ここからさらに値引きするんだけど・・・」と訊いている。私が車で来ていることを知っていたので確認してくれたのだ。それも凄いことだけど、サービスカウンターのスタッフ、私の買い物と知っていて、「金額に関係なくスタンプを押しますから大丈夫ですよ」と笑っている・・・。その様子を見ていたので、帰り間際、レシート無しで駐車券だけ渡すと快くスタンプを押してくれた。もちろん、規定金額はクリアしているのだが。

たまたま、バッグに杏子のパウンドケーキが入っていたので、サービスカウンターのスタッフにこっそり差し上げた。それで、私は未来永劫「伊勢丹の駐車場のスタンプ」で悩まないで済む(なワケない

そして、山水楼に戻りしばらくすると海老炒飯が届いた。Мさんにプレゼントする分を受け取ると、もう一つ袋が付いている・・・。「これは私から坂口さんにプレゼント」だと・・・。中身は、私が食べたかった「昔ながらの中華そば」2人前。山水楼の商品は原則「当日中が賞味(消費)期限」で、このまま行くと閉店までいくつかは残ってしまうことが確実と思われたし、ま、一昨日からいっぱい買い物して仲良くしてるからね。

でも、それにしても、そろそろ値引きシールを貼る時間であったとしても、値引きしてもらった上に手土産までつけて頂いたのは申し訳ない思いだった。

まあね、お互いに気遣い合うことで、お互いに得をする。何も気遣うことが無ければ杓子定規で事務的な結果にしかならない。Мさんも、次にまた私が「付き合ってもらえないかなあ」と頼めば嫌な顔はしないと思う。もちろん、ふだんから嫌な顔をされたことは一度も無いけど、人間て、そんなものだと思う。




posted by poohpapa at 07:36| Comment(4) | 出入りの業者、各種営業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする