毎年、秋になると、気仙沼の知人が初水揚げの秋刀魚をドーン!と送ってくださる。秋刀魚は子供のころから一番好きな魚。刺身が食べられないし煮魚もダメなので、焼き魚で、となると秋刀魚が一番。今でこそ大衆魚ではなくなった感があるが、昔は子だくさんの貧乏人でも気軽に食べられたくらい安かったから。ちなみに、うちのは「鮭」が一番好きで、鮭なら刺身でもマリネでもOK。ただ、私と逆に、焼鮭はダメ。
で、今までの秋刀魚の焼き方は、焼く前に塩を振って、それだけで焼いていて、とくにその味でも不満は無いのだが、プロの調理人に言わせれば、少しの手間で格段に美味しくなる焼き方があるのだとか。
板前はこうして焼いている。秋刀魚の塩焼きが格段に美味しくなる裏技
とくべつ難しいことでなく、大した手間でもなく、塩を二度振りするだけ・・・。それだけで美味しくなるなら試してみる価値はある。うちはまだ冷凍庫に8尾もあるから、うちのに言っておこう。
それにしても、今年は秋刀魚が高かったなあ。中国船団が日本の沿岸にまで来て乱獲しているからね。
あと何度桜が観られるか、という思いと同様、あと何度秋刀魚が食べられるかなあ・・・。