アパートの排水が詰まった件と、浴槽の水栓が劣化してお湯が溜まらない件で、うちの近所の設備屋さんに出向いた。年末で超多忙で年内に修理に行ってもらえるかどうか微妙。しかも、入居者がいてくれないと修理できなくて、日程の調整がつかない。それでも、しっかり直して新年を迎えて頂きたいもの。
設備屋さんに行くと、「本日は社員が出払っていて、午後から開店します」と貼紙が・・・。ステイホームで、その分だけ水回りも酷使されているだろうから例年より不具合が起こりやすいものだろう。30年の付き合いで、そんな貼紙は初めて見た。午後から出直すと、見かけない若者が店番をしている。いつもは社長の奥様がいるのだが、その若者に用件を伝えて社長に伝わるか不安があるので再び出直すことに。
ところで、その若者、目元がお母さんにそっくり。背も高く、睫毛も長くてなかなかイケメン。「社長の息子さん?」と訊くと、「はい」と、はにかむところが可愛い。私も50年前はあんなだっただろうな、と思う。「お母さん似だって言われるでしょう?」と言うと、「はい」と照れる。こういう場合、男の子は「父親似」と言われるより「母親似」と言われるほうが抵抗はないものだと思う。両親の性格、人柄にもよるだろうけど。
出直すと、社長の奥様がいて、用件を伝え、進捗状況の報告を受けた後、奥様にこう言った。
「さっき店番してたのは息子さん?、凄く好青年で、いいお子さんをお持ちですね」、と。そう話しているところに、たまたま社長が店に戻ってきた。それで、「凄く好青年ではあるけど、息子さんには気を付けたほうがいい」と言ってやった。社長にも奥様にも「何か粗相でもありましたか?」と聞きたげな不安そうな表情が顔に広がった。
それには構わず話を続けた。「いや、絶対に気を付けたほうがいいです。息子さんの目元、お母さんにそっくりじゃないですか。あんなに似てたら、お母さんのスマホの顔認証もできてしまいますよ。お母さんが風呂に入っている間とか寝ている時にお母さんのスマホを開いて、通販で品物を購入したり、おカネを自分の通帳に移す、なんてこともできるでしょうから」と言うと、ホッとしたのか大爆笑。私も人が悪い。
年末の繁忙期とはいえ、親から店番を言いつけられても(たぶん)嫌な顔をせず手伝っているのだから、好青年であることは間違いない。元々、その設備屋さんは非常に良心的で社長ご夫妻の人柄も良いから、良い3代目に成長することだろう。いや、他の道を目指すかな・・・。
そう言えば、年に数回テレ朝で「芸能人格付けチェック!」なる番組をやっていて、肉などの良し悪しを判別する際に目隠し用のメガネを掛けるのだが、そのメガネに眉毛と目が描いてあって、素顔と全く違和感がないことがある。あのメガネのままでもスマホの顔認証が通るだろうな、といつも思う。
ま、それは無理だろうけど、また正月には「格付けチェック」が観られる、早いなあ、もう正月か。でも、連勝中の GACKT は(表向きは体調不良ってことになってるけど)不祥事で今回は出ないんだよね・・・。
年内に更新期限が切れる(すでに切れている)入居者が3人もいて、いずれも何度も電話やメールをしているが、電話にも出ないし折り返しも無く、メールの返信も無い。忙しいのでなく、ルーズだから。ふだんから家賃が遅れてるし。中には不動産屋の営業マン(の家族)もいる。同業者であるのに家賃の遅れや更新に来ないなんて恥ずかしいことだと思うのだが・・・、平気な人間もいるんだなあ、と不思議。
さて、今日は、自分では更新に来られないので私のほうから出向く更新手続きがある。隣町で駅から遠いし、私も足を痛めているから辛い。ご高齢で、郵送で済ますこともできないから仕方ない。更新料(当社の収入、家賃の半額)を頂いても見合わない。いつも、年末最後の仕事は大掃除でなく、そういう用件。
1月分の管理家賃の(家主さんへの)振り込みもあと2件。店は28日で仕事納めだけど、なんだかんだで大晦日まで働くことになるだろう。よし、いちおう今日を含めてあと三日、今日も頑張るぞ (^^♪