2021年12月29日

凡ミス、だが、大チョンボ ^-^;

うちで家賃管理をさせて頂いているアパートは14件、それに駐車場が1件ある。

家賃は大家さんに直接振り込んで頂くアパートが多いが、家主さんが家賃管理の煩わしさを避けるために不動産(管理)会社に家賃管理料を支払って任せるケースもある。サブリースではない。

他社のことは知らないが、当社の家賃管理料は家賃総額の5%(税別)で、入居者さんには月末までに翌月分家賃を振り込んでもらい、当社はそれをまとめて家主さんに送金して管理報告書を送る。家賃が振り込まれるのは月末なので月初めの5日くらいまでに家主さんに振り込めば良いのだが、当社はほぼ月末までに家主さんに振り込む。その時点で振り込まれていない家賃もあるが、当社で立て替える。

ただし、途中から家賃管理をさせて頂く際には、以前からの滞納分をこちらで立て替えることはしない。請求はするけど、そこまで立て替えしていたら会社がもたないし、その場合は家賃管理を断るしかない。

で、年末年始は極力年内に振り込むようにしていて、それは家主さんもこの時期は物入りだろうから。表向きは昨日で仕事納めだが、通帳記入するために銀行が営業している30日までは毎日銀行に通う。31日から1月3日まではATMは使えても時間外手数料が加算されるから30日までに済ませたいのだが、当社の立て替えはなるだけ少なくしたい。私の12月分の給料は年明けになるのは確定的だし。

そんなギリギリの状況で回しているのに、なんと同じ家主さんに2度振り込んでいるのが判明した・・・。あちゃあ、である。年内に振り込まなければ、という思いが強すぎて、(その家主さんに)「まだ振り込んでいない、早くしなければ」と思ってしまっていたのだ。直ぐに気が付いたけど手遅れ。取り消しはできず、かくして36万円がダブって家主さんの口座に・・・。それは痛い、痛いなんてもんじゃない。

直ぐ家主さんに電話した。ダブった分を戻してもらうため、でなく、「2月分の管理家賃も同額で変わらないでしょうから、2月分は送金しませんのでそのまま収めておいて頂けませんか」とお願いするためである。他社は、期日までに振り込まれた分だけ先に送信して、後で振り込まれたら追加で送金しているようで、それでいいんだと思う。管理会社が督促して回収すれば良いだけのこと。非弁行為になりそうだけど。

以前も書いているが、家主さんがどうして家賃管理を管理会社に依頼するのか、と言えば、「この人、まだ家賃が入ってないな・・・、いつ、何と言って請求すればいいのかな。この人はもう3ヶ月も遅れてるけど、私からは言いにくいな」と考えなきゃならなくなるのが辛いから、だと思う。だから、当社は、入居者がいるなら(空室でないなら)家賃が全て入っているもの、として精算する。なので、家主さんは入居者の滞納状況をご存じなかったりする。私のほうで月初めの5日くらいに本人に「今月分、まだ引き落とされていませんよ」と通知して振り込んでもらう。

「引き落とされていませんよ」と言うのは、「うっかりですよね」と相手に逃げ道を与えているから。もっとも、常習的に悪意で遅れる奴もいて、こちらから電話しても出ず、留守電を入れておいても折り返して来ず、メールを送っても返信してこない無責任な奴も何人かいる。中には不動産業者の営業もいる。同業者なんだし、恥ずかしくないのかねえ、と不思議に思う。奥さんも子供もいるし。

さて、ダブって振り込んでしまったことでこちらは更なる窮地に追い込まれている。仕方ない、家から借りて、とにかく年内には振り込みを済ませよう。そのほうが家主さんも私も気持ちよく新年を迎えられる。


posted by poohpapa at 06:07| Comment(6) | うちの店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする