三鷹の物件を案内することになり、いつものように現地待ち合わせ。中央線の三鷹駅から徒歩だと30分以上ということで、バスを使うことにしたのだが、地理不案内で方向音痴、30分の余裕をみて出発した。
予め、南口バスターミナルの「鷹54」から乗車、という情報を頂いていたが、ちゃんと見つけられるか不安があり、「地図も印刷して持っているから、最悪の場合、歩けばいいか」と思っていたが意外と早く乗り場が見つかり先客の後ろに並んだ。本数も多いから私のほうが遅れることは無さそう、と思っていたら・・・、
見るからに(アジア系の)外人さんと思しき若くて綺麗な女性が私のほうに寄ってきた。他にも10人くらいいたのだが私に声を掛けてきた。「もしかして何かのハニートラップかな(なワケない)、だったら受けてやろう」と思っていたら、「調布駅に行きたいのですが・・・」と流暢な(日本人と変わらない)日本語で言う。
調布駅に行くバス乗り場は、私が調布の深大寺の大家さんのお宅に伺う際にいつも使っているが、ロータリーとは少し離れたところにあって分かりにくい。しかも同じバス乗り場から2系統出ていて、間違えると武蔵境駅に行ってしまう。それで、「調布駅に行くバスの乗り場はここからは離れています。(日本語は堪能だけど)言葉で説明しても分かりにくいので、私が一緒に行きましょうね」と伝えて一緒に向かった。
途中で、私を気遣って「お時間は大丈夫ですか?」と訊かれたし、頗る感じが良い。「大丈夫ですよ、早めに出てきたので十分に時間がありますから」と言うと安心してくれた。バス乗り場まで一緒に行って、「調布駅行きは、電光掲示板に『あと1分でバスが来る』、と出ています。最初に来たバスに乗れば間違いなく調布駅に行けますよ。あなたが間違えないで乗ったかどうかを見届けますから安心して」と言うと笑顔。
「東京のバスはいっぱい路線があって、分かりにくいよね」と言うと、また笑顔。丁寧にお礼を言われた。「どちら(の国)からおみえになりましたか?」と訊くと、「ネパールです」とのことで、歳は20代前半かな。
直ぐに調布駅北口行きのバスが来て、彼女が乗り込んだので無事に任務終了。私は「鷹54」に戻った。私が乗ろうとしていたバスは出て行ってしまったが、それでもまだまだ時間に余裕がある。「なんならあと2〜3人、バス乗り場を訊かれて案内しても大丈夫なくらい」と、いい気分になった。自己満足だけど(^^♪
よし、今日はSNSをチェックしよう。「日本でこんな親切を受けました、日本人最高!」とか出てるかも(爆