どうしちゃったんだろ??、鼬の最後っ屁、なのか、線香花火の最期、なのか・・・、もう潰れるのかなあ。
昨日も、午前中に更新契約が2件、午後は、例の何度説明しても理解できないお客さんが来店、そして、更新が一件と、同業者に契約書をもらいに行ったり、事務仕事などなど。伊勢丹の地下で「スタッフの笑顔を見て息抜きする」暇も無いほど。更新契約をしている最中に、珍しく飛び込みのお客さんがご来店。
しばらく外の貼紙広告を見ていたようだが、遠慮がちにドアを開けて、「今、いいですか?、部屋を探しているんですが・・・」とのこと。いいワケない。これから記名捺印してもらって更新料を受け取るところだし、待たせてしまうことになるから。更新のお客さんからは「私なら大丈夫ですよ」と仰って頂いたけど・・・。
それで、店の外に出て、「うちの斜め前、あそこに緑色の看板が見えるでしょ。あのDホームという会社にМさんという方がいて、親切に対応してくれるので、宜しければ行ってみてください。Мさんが出掛けてるといけないから電話してみましょうかね」と言って、Dホームに電話すると運よく在席。お願いすることに。
他にも良心的な業者は近所に何軒かあるが、この場合、なるだけ近い業者を紹介しないと、行ってくれない可能性があるし、DホームのМさんなら任せられる。「この後で出かける予定が入っているのであまり時間がありませんが、とにかく、来てもらってください」と言っていたのに、わずかな時間に案内まで済ませて申し込みをもらったようだ。凄腕でハートのある営業マンだから私だけでなく他社からも信頼が厚い。
一流企業に勤めているから保証会社の審査も家主さんの審査も通り、安心していたら、家主さんから「やっぱり断ってくれ」と連絡があったとか。理由は・・・、K国人で、日本に身寄りがないから、とのこと。人柄は良さそうだったしK国人には見えなかったなあ。政治と部屋探しは別だけど、嫌われても仕方ないか。
Мさん、「他の部屋を探して紹介してみますね」とのこと。このまま終わったら「面倒だけ掛けた」ことになる。「2階の角部屋を希望」とのことで、当社でも一部屋あるけど、家主さんが何と仰るか・・・。「かまわないわよ」と受けてくださるなら、(うちから振ったお客さんだけど)Мさんに案内してもらって、部屋を気に入ってくれたらDホームから申し込みを入れて頂こう。私のポリシーで、そういうところで不義理したくない。
よく「近所で駐車場ありませんか?」とか訊かれたり、今回のように当社で部屋探しができないケースでは、普段から仲良くしていて信頼できる業者を紹介することがある。もちろん、決まったとしても、うちは分け前を請求しない。「決まりました」という報告も要らない。紹介した時点で向こうのお客さんなのだから。
それに、営業マンの多くは歩合で食っているから、丸投げされて「半分ちょうだい」ではテンションも下がることだろう。それではお客さんにとって不利益なことも起こり得る。もちろん、私が信頼している営業マンや同業者は快く「いいですよ」と言ってくれるだろうけど、たとえ店が潰れてもそこまで落ちぶれたくない。
普通の会社なら、更新契約3件と雑用くらいは当たり前のことだろうけど、私にはキツイ。昔々、国立の不動産屋で雇われ店長をしていた時には、同時に3組のお客さんを相手して3組とも申し込みを頂いたり、繁忙期の2月は一日も欠かさず毎日申し込みを頂いたりしたけど、今はそんなエネルギーは無い (ハァ
まあ、老体に鞭打って、今しばらく頑張らなくては (^◇^)