以前から「こんど、紹介されて三鷹の杏林大学病院で検査を受けるんだけど、一緒に行ってもらえないかしら」と、ある家主さんから依頼されていて、昨日、行ってきた。家主さんは92歳のご婦人、ご家族もいらっしゃるが事情があって付き添うことができず、それで私に白羽の矢が立つことになった。それは嬉しい。
朝、家主さんが私に、「これを三鷹駅からの往きと帰りのタクシー代、それとお昼の食事代に充てて」と仰って、1万円札を渡す。家主さんは頭脳明晰で全くボケておらず、背中も曲がっていないし実年齢より一回り若く見える。私は80歳くらいだと思っていた。とにかく、往きの中央線は座って行けたので安堵した。
いつもより少し早く9時20分に店を出て、1時間ほどで病院に着くと、受付は大混雑。かと言って、8時に出発することもできないから仕方ない。8時に出ても同じことじゃないかな、とは思う。私が書類に代書して、いろいろ手続きをして診察室に入ったのが11時半ころ。家主さんからの依頼で診察室に入ると、女医さんがちょっと悩んで私に「お父様はこちらにお掛けください」と椅子を勧める。へ?、お父様だと??
いくら家主さんが若く見えるにしても、92歳の父親なら私は何歳だよ?、120歳か?、という話。間柄を問われたので「不動産屋と管理物件の大家さん」と説明し、家主さんが「私は耳が遠いので一緒に入ってもらいました」と伝えて納得してもらったが、なんだかなあ・・・。ふだんは私も若く見られるんだが<`〜´>
結局、手術に向けていろんな検査を受けて全て終わったのが3時半。けっこう時間が掛かるもんだねえ。三鷹駅で昼食を摂り、店に戻ったのが4時50分。病院の6階にレストランがあるから、そこで食べられたんだけど、病院に長時間いたので、早く病院から離れたかったし、院内のレストランには行かなかった。
ところで、待合室(ホール)で待っていたら、「オカムラタカシさ〜ん」というアナウンスが流れた。あのナイナイの岡村隆史がこんなところにいるワケないし、きっと同姓同名の赤の他人だろう、と思っていたのだが、名前を呼ばれて静かに立ち上がった背の低い男を見て驚いた。なんとなんと、全くの別人だったよ。
他にも「ハシモトトオルさ〜ん」て名前も呼ばれたが、たぶん「橋下」ではなく「橋本」で、別人なんだろな。
で、待っている途中、バラキさんから電話が入った。「今、杏林大学病院にいます」と伝えたら、私の大好物の「 queen's 伊勢丹」のパンセを届けてくれた。それも8個も。ご自宅から杏林までは徒歩15分とか。
家主さんに3個差し上げて、帰りに立川駅で「箱の中に手を入れて掴んだボールの色で景品が当たる」という、ま、ティッシュ配りとは別バージョンのauの顔馴染みのスタッフに1個差し上げて、4個持ち帰った。
この後、12月にも2回、1月に1回検査を受けてそれから手術になるから、なにやかやで、あと6回は付き添うことになりそう。実は白内障の手術で、それなら立川に(私が手術を受けた)白内障の手術に特化した眼科クリニックがあって勧めたのだけど、紹介状を書いてくれた先生に不義理はしたくない、とのことで、杏林大学病院に行くことになった。まあ、これも私の仕事のうち、と思っているので全くかまわない。