うちで保護している(半分野良で半分飼猫の)みーちゃんが怪我して帰ってきた。いつもなら5時くらいにはウッドデッキに来て「窓を開けて」と待っているのだが、6時ちかくなっても帰らない。どこかで餌でも貰っているのかな・・・、事故にでも遭っていなければいいが・・・、と心配していたら6時過ぎに帰ってきた。
ホッとしていたら、みーちゃんの右腕からけっこうな出血。左目の上にも傷がある。隣のA家の奥さんが、「夕方、猫が喧嘩する声を聞いたから外に出て行ってみたらもういなかったね」とのこと。もうハングリー精神が無くなっているし高齢(推定年齢12歳)でもあるし、縄張りを他の猫に奪われていてもおかしくない。
いつもなら、夕飯にありついたら私の膝の上に乗ってくるのだが、昨日は来なかった。あの傷では喧嘩に勝ったとは思えないから、まだショックを引き摺っていたんだろう。顔に哀愁が漂っていて可哀想だった。
朝までうちのの布団に乗っていて、現時点ではリビングに出てきていない。いつもは私の後に付いてきて「ご飯出してよ」とねだるのだが。まあ、ここは「みーちゃんのペース」に合わせるしかないか、とは思う。
そもそも、我が家に餌を食べに来るようになって2年、泊まるようになって1年ほど。初期の頃にご近所から「10歳くらいだよ」と聞いていたので、その時点で野良の平均寿命に達しているから、「あと何年、生きてくれるかなあ」「ここがおまえの終の棲家、縄張りでいいよ」と思っていて、みーちゃんが帰ってこなくなった時の覚悟もできているつもりだけど、それでも、みーちゃんの痛々しい姿を見るのは辛いものがある。
家の中の猫トイレを使わない(使ってくれない)こともあって、朝飯を食べると「外に出してよ」と訴えて出て行って、うちの庭の花壇で用を済ませ、夕方まで帰らない。他にも居心地の良い場所があるんだろうな。野良にしては恵まれているほうだと思う。私と、どっちが先に逝くかなあ・・・、などと考えたりして。
うん、まだ寝室から出てこないや・・・。