うちの店から立川駅に向かう途中にあった多摩信本店が、立川市の新しい商業施設「グリーンスプリングス」に移り、その後、外装工事が始まり、便宜的にビルの裏側のATM2台だけ残して1階フロアも大々的に工事が始まっていた。単なる外装工事なら一月もあれば終わりそうなもの、と思っていたら、なかなか終わらない。そのうち、残したATM2台も撤去してしまい、利用者からすれば不便この上ないことに・・・。
ATMだけで言えば、駅ビル「ルミネ」の地下にも伊勢丹の2Fにも駅前にもあるのだが、わざわざ寄るにはちょっとだけ不便。それより、元本店をどうやって再利用するのか、何ができるのか、に興味があった。
で、ようやく全貌が見えてきた。外装工事のシートが透けて中の様子が見えていて、何かの広〜いホールか超高級レストランって感じだったが、こんなもの、だった。me : rise立川(ミライズタチカワ)、だと。
HPには、「me : rise立川(ミライズタチカワ)は、立川に本店を置く地域金融機関、多摩信用金庫が開設するコワーキングスペース・インキュベーションオフィス・サテライトオフィスの機能を持つ事業・地域支援のための交流拠点」とある。コワーキングスペース・インキュベーションオフィス・サテライトオフィスって何よ。ワーキングスペースの前に「コ」が付くと何が変わるの?、インキュベーションなんて初めて聞く単語。
何でも横文字にすればいい、てモンじゃなし。ネットで調べたら、「コワーキングとは、個人事業者や起業家、在宅勤務が許可されている会社員、ノマドワーカーといったように、場所の縛りがない環境で働いている人たちによるワークスタイルです」とあった。え?、ノマドワーカー?、また知らない単語が出てきた。
その程度の英単語が理解できない客なら使ってくれなくていい、と思っているのが透けて見えている。
ふーん、「多摩信は時代の最先端を行ってますよ〜」と言いたいんだろうな。利用者を最初から振り分けていて、僻むワケではないけど、HPからも傲慢さが滲み出ている。フン!、誰が使うかそんなもん!!。多摩信は「地元に根付いた金融機関」と言っていながら損得だけしか見ないで冷淡だし、私は大嫌いだ。