2023年03月15日

マスク着用の自由化(?)から今日で三日目

13日から屋内外でのマスクの着用は「個人の判断」に委ねるようになった。そのことで街の様子は・・・、

あまり変わっていないように見える。道行く人の9割ほどがマスクを着用しているし、デパートやファミレスのスタッフは100%がマスクを着用。会社から、「客がマスクを着けていなくてもスタッフは着用すること」とのお達しが出ているんだろな。昨日ランチに行ったバーミヤンで馴染みのスタッフSさんに訊いてみた。

「ドリンクバーやトイレに行く際にはマスクをしなければなりませんか?」と。すると、「いえ、もうしなくて結構ですよ」とのこと。だが、様子を見ているとほとんどの客がマスクをしている。日本人の悪い癖、互いに腹の探り合いをしているみたい。何かあった際の責任を問われないようにしているんだろう、客も店側も。

責任を問われないように、と言えば、国も無責任で卑怯だ。「室内屋外ともにマスクの使用は個人の判断で」という言い方は、「何か起きたら自己責任、国は責任を取らないからね」と言ってるようなもの <`〜´>

大谷選手の活躍で大リーグ中継のダイジェストを観るようになったが、超満員のスタジアムでは誰もマスクをしていないし、静かに観戦しているワケでもない。それでも致命的な状況は訪れていない。日本では「もうしなくていいよ」と言われても他人の目を気にしてマスクをせざるを得ない。花粉症だから、という人もいるだろうけど、国が「個人の判断で」なんて言ってる間は一気にマスクが外されることはないだろな。

街を歩いているとマスクを外すのが怖いほどの視線を感じる。それに顔全部を見られるのも恥ずかしい。

高校時代に同級生が笑いながら、「外で(何らかの事情で)素っ裸になってしまった時、アンタならどこを手で隠して走る?」と問いかけてきた。「あそこ、かなあ」と答えたら、「いいや、顔だよ。誰だか判らなければ恥ずかしくは無いんだから」とのこと。なるほどなあ、と思った。人に観られて一番恥ずかしい部位は顔・・・、そうだよね。ふだんは、その「一番恥ずかしい部分」を晒して生活している、それって変だよね。

ブスだから、ブ男だから、ということに関係なく、吐いた言葉とは裏腹の本音が滲み出ていたりもするし。

街をノーマスクで歩ける日はいつになることやら。感染予防とは別の理由でマスクが手放せなくなったりして。国がもっと明確に指針を出さなければ、腹の探り合いは当分続くのでは、と思う。ああ、面倒くさい。

posted by poohpapa at 05:49| Comment(6) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする