昨日の朝、店に行ってしばらくすると、このブログのコメントの常連のバラキさんからメールが届いた。
「今日は立川にいますか?、11時40分頃、立川駅に来られますか?。渡したいものがありますので」
渡したいもの、って、いや「お見舞は半返しなしの現金のみ一口10万円で最低5口から受け付ける」とは言っていたけど、崇高な精神と謙虚な人柄を自負する私のことだから、もちろん冗談だし、一切辞退するつもりでいる。まあ、私が「どういうつもりで言ったか」ではなく「相手がどう受け止めたか」が重要だし、バラキさんは、真面目の前に「クソ」が付くほど真面目な人だから本気にしたかも。まあ、そういう人である。
だが、せっかくのご厚意を無にするワケにはいかない。ここは有り難く受けて、キャラメルポップコーンでもお持ち帰り頂こう、と考え、「では11時40分に立川駅の改札に伺います」と返信を打った。先に到着して待つことしばしバラキさんがやってきた。手にはレジ袋、保冷シートに包まれた(札束にしては大きめな)物が入っている。ははあん、バラキさんは頭がいい。今は身の回りのどこにでも強盗団がうごめく物騒な世の中。いかにも「現金を持っていますよ」と悪党に直ぐバレたりしないように偽装工作をしていたのか。
私も大金を持ち歩くのは嫌なので、受け取ったら直ぐ三菱UFJに入金できるよう念のため通帳を持ってきていて大正解であった。バラキさんがきっかけになって「現金の見舞い」の雪崩現象が起きるかも (^^♪
喜びの表情を噛み殺して、「それは?」と訊くと、「例のヤツですよ」だと。例のヤツって、何だよ・・・??
「霧の森大福です」と笑う。今週、霧の森大福は横浜そごうで「お一人様一箱、先着100箱」で売り出していて、オープン前から並んでいないと買えない。「売り場に行ったらお一人様2箱まで、になってたので2箱買ってきました」だと。それを渡そうとするので、「バラキさんは?」と言うと、「私は今甘いものは控えてますので」とのこと。バラキさんは調布在住で、私の為に早起きして横浜まで行き、並んでくれたのだ。
後でうちのに話したら感激していた。間違いなく心が籠っていて、ある意味現金より価値がある、ほんと。
いろんな人にお気遣い頂いて心苦しい思い。なので現金での見舞いは一口10万円最低3口からに変更することに。5月1日まで受け付け中で見舞いを頂いたかどうかは今後の付き合いの参考にさせて頂く♪
【 追記 】冷凍の状態で頂いたので、先ず2個を冷蔵庫で解凍して夕食時に(ほんと久しぶりに)食べましたが、やはり「霧の森大福」はめちゃくちゃ美味しいですね。バラキさん、(ネタも)有り難うございました。