ネットを見ていたら、「あの時は有り難う」というテーマでエピソードを募集していたので投稿した。
高校を卒業して上京し、5年ほどして愛知県半田市に帰省して、名鉄河和線の知多半田の駅に着いて、実家に向かい歩き始めて直ぐに、数人の暴力団員と思しき男たちに囲まれて因縁を付けられて、内心では「うわあ、まいったなあ、財布ごと獲られるのかなあ」と思っていたら、男たちの後ろから「すみません、この人には手を出さないでください」と、お兄さんたちに頭を下げて頼んでいる男が・・・、中学の同級生のO君だった。
「なんだ、おまえのダチか?、チェッ、しょうがねえなあ」と言いながら開放してくれて、O君が私に「イヤな思いをさせて悪かったなあ、ごめんね」と頭を下げる。「いいよ、いいよ、助かったよ、有り難う。変わりないか?、元気でいてよな」と言うと、笑って手を振って消えていった。
O君、中学時代からグレてはいたが性格は良く、私は彼を見下したりせず、他の同級生と同じように接していた、だからだと思う。O君がグレ始めたのは彼の担任の心無い言葉が原因だったし。特に仲が良かった、ということはなかったけど嫌われてもいなかったみたい。
人の気持ちや立場、事情に誠実な関心を持って付き合うことが大切、と教えられたような気がする。O君、今も元気でいるかなあ。幹部になっていたなら組事務所を訪ねてみたいもの、と本当に思う。「あの時は有り難うね」と改めて伝えたいから。
関係ないけど、昨晩、夜中に、もの凄い雷の音が響いて、「近くに落ちたな・・・」と思ったものの、もしかして夢かも、と思ってうちのに今朝訊いたら、「うん0時前だったかなあ、凄かったよ」とのこと。夢じゃなかったんだ・・・。久しぶりにあんな凄い雷鳴を聞いたなあ。私は雷の音、子供の頃から好きなんだよね (^^♪