2023年07月18日

観る(聴く)度に涙が流れる演奏

緊張した表情の日本人青年が静かに登場すると何の期待もなかった数千人の英国観客..しばらくしてみんなが席を立った理由

この動画、アンコールで「ラ・カンパネラ」弾いている途中で「東急リバブル」のCMが入っていた。非常識で、考えられない編集。まあ、元々東急リバブルという不動産会社はやり方が汚くて大嫌いだけどね。それと、演奏途中にCMが入ることは東急リバブルは知らなかったとは思うけど、それでも不愉快 <`〜´>

辻井伸行さん[ベートーヴェン 皇帝]in ニューヨーク2016 Beethoven Piano Concerto Emperor performed by Nobuyuki Tsujii

辻井伸行 in ルーマニア [ラフマニノフ第2番] Nobuyuki Tsujii in Romania [Rachmaninov No. 2]

辻井伸行*指揮:佐渡裕『ピアノ協奏曲第1番』(チャイコフスキー)*師弟共演

辻井伸行*トルコ行進曲(モーツァルト)*魂のアンコール*瑞々しい響き

演奏者(ピアノ)は、どれも視覚障害を持つ辻井伸行氏。グリーグのピアノ協奏曲の第一楽章を探したけど見つけられなくて残念。辻井氏は2009年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝したのをはじめ、数々の賞を受賞している。もちろん、盲目だから、という同情からではなく実力で勝ち得ている。

ピアニストにとって「目が見えない」つまり「鍵盤が見えない」「譜面が読めない」ことがどれだけのハンデになるか、想像に難くない。人並外れた才能と努力があったればこそ、だと思う。ご両親も立派だと思う。

そんなご苦労に思いを馳せれば、健常者でも演奏するのに困難な曲を弾きこなす姿に涙を禁じ得ない。

posted by poohpapa at 07:05| Comment(4) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする