2023年07月30日

これは名言 (^^♪

事故物件住みます芸人・松原タニシが明かす“最も怖かった体験”「本当に怖いのは生きている人間です」
NEWSポストセブン の意見

この見出しの中の「本当に怖いのは生きている人間です」という言葉、名言だと思う。お化けや幽霊なんか怖いと思わない。私が誰かを殺したとか殺人事件に関わった、というならともかく、出てきたお化けは私とは無関係だから。それより、世の中には「よくそんな酷いことができるね」という人間が一定数いて、実在する人間のほうが遥かに怖い。この仕事をしていると、「無責任な人間」(たいていは入居者とかその家族、とくに親)が一番怖い、と思う。私が20年、30年かけて築いてきた信用なんかも吹っ飛ばすから。

ちなみに、事故物件、一度誰かが入居すれば次の客への告知義務は無くなるとかで、安く貸し出したり、管理会社の社員に住まわせたりして禊を済ませている物件が有る。ただし、法的にはそうかも知れないけど、後で他の住人から聞いたりすることもあるだろうし、他の住人が退去してしまうこともあると思う。

よくニュースで殺人現場のアパートが映っているけど、けっこう新しくて人気ありそうな物件でも、ヘタしたら取り壊しすることになるかも知れず、家主からすれば堪ったもんじゃない。長く空室になっていて、やっと入居してもらっても、親しくなった近所の人から「アナタ、よくあの部屋を借りたわね」、と言われたりして。反応を面白がって話に尾鰭がつくことも多いし、そうすると、「私は大丈夫」と思っていた入居者でも、「やっぱり引っ越そうかな・・・」になるし。殺人事件が起きた部屋じゃなくても、隣や上下の部屋で事件が起きれば気味が悪いもの。たいていは他の住人も退去してしまうだろうからアパート経営は成り立たない。

そうだよな、一番(本当に)怖いのは生きている人間だろな。うちはまだ事件には遭遇してなくて、2件「室内で孤独死していた」のが1ヶ月半くらい発見されなかったくらいだけど・・・、この先は分からない。

入居者が、でなく、私が殺される可能性のほうが高そう。何かで逆恨みしている奴もいるだろうしね ^-^;


【 追記 】札幌の「すすきの」 のラブホの首なし殺人事件を見ても、本当に怖いのは生きている人間、だと思う。切り落とした首を家に持ち帰って、浴室に置いていた・・・、ビニール袋を何重にしても臭うだろうな。普通の感覚だと「お風呂に入れない」んじゃないかと思う。一人じゃ怖いから家族3人で入ったりしてね。

posted by poohpapa at 06:53| Comment(4) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする