昨日、一人暮らしをしている高齢の父親が家の中で熱中症になり、緊急搬送されて入院して、施設に入ることを模索しているとかで、まだ施設が見つからず、アパートの契約期限が迫って、とりあえず更新すべく娘さんが来てくれた。新しいエアコンが付いているのに、電気代の値上がりで我慢していたのかなあ。
ドアを開けて店に入ってきた時から感じが良く、気持ちよく契約を済ませることができ、代理で来てくださったので「いつものお菓子」を差し上げようとして出すと、「ああ、やっぱりそうだったんですね」、と笑う。
お菓子を「見たことある」のでなく私を「見たことある」ということ。私が目の前に出したお菓子を見て、「いつも伊勢丹に来ていらっしゃいませんか?」と訊く。「毎日行ってます」と言うと、「私、このお菓子の店で働いているんです。いつもうちのお菓子をたくさん買われているお客様ですよね、見覚えあります」だと。
そのお菓子を販売している明治屋さんのスタッフだった。私はお菓子しか見ていないのでそのことに気付かなかったが、しっかり見られていたようだ。「毎日、サービスカウンターのスタッフと仲良くお話している姿を拝見していて、知り合いでもいるのかな、と思ってました」と言うが、はい、みんな仲良しですよ(^^♪
まとめて購入したお菓子、店に持ち帰ると夜は冷房を切っているので表面が溶けたりしたら困るので、夜間も空調が効いているサービスカウンターに預かってもらっていて、必要な分だけ持ち帰っている。本来は「そんな預かり方」はしないだろうな、と思う。「全部持って帰ってくれ」と言いたいんじゃないかな ^-^;
ま、面倒をお掛けしているので、サービスカウンターのスタッフにも、時にはお菓子を差し上げたりしている。チマチマと少しずつお菓子を持ち帰る様子を見ていたんだろうな。ふだんは店頭でなく奥にいるみたいだが、私と話をしたこともあるらしい。私が「品切れになってるお菓子、いつ頃入りますか」と訊いたとか。
後で、仲良くしているマネキンのUさんに話したら大爆笑。「それもご縁だねえ」と言っていて、全く同感。
ま、明治屋さんのスタッフと分かったから、最初に出したブランデーアーモンドだけでなく、隣の Queens 伊勢丹で売っているティラミスアーモンドチョコと珈琲アーモンドチョコ、それに明治屋さんのヨーグルト豆も差し上げた。意外と、スタッフは「自分が働いている店で販売しているお菓子」は食べていないらしい。
雑談の中で、「正直、不動産屋さんに伺うのは怖かったです」と仰っていて、それが世間一般の常識か。
娘さん(と言ってもアラフィフ)、父親の代理で店に来てくれて、新しいご縁が生まれた、それが嬉しい ♪