見出し ↓ だけ見て「3万人も解雇したんじゃ配達ドライバーはいなくなるのでは?」と思ったのだけど、
よく見ると、
ヤマト運輸は、ネコポスなどの配達を委託する個人事業主およそ3万人の契約を2024年1月で終了すると発表。
昔あったヤマトのメール便は郵便より安くて速いから重宝して利用していたけど、その業務だけで言えば赤字だったとのこと。荷物でなく文書の配達を(提携している)日本郵政に一貫して任せるのは仕方ないのかな。日本郵政も、ネコポスの仕事が増えても赤字になる見込みで、そもそもレターパックもあるしね。
顔馴染みのセールスドライバーに訊いたら、「我々の立場は安泰ですけど、自転車やバイクで配達しているネコポスの配達員は大変です。集配所のスタッフとしても(人員が足りていて)再雇用できませんし」、とのこと。これから「今まで人がやっていた業務」がAIに変わられて、正社員も安泰では無さそうに思う。
ところで、先日、店番をしていたら佐川急便のドライバーさんが(営業で)やってきた。「何かお荷物がありましたら、こちらの伝票をお使いください。私の携帯に電話を頂ければ直ぐに集荷に伺います」とのこと。手には「元払い」と「着払い」の伝票を20枚ずつを持っていて、既に当社名や所在地、電話番号が印字してある。伝票の記入は面倒なので、それは嬉しいのだけど、そのドライバーさんの所属は八王子営業所とのことで遠い。あちこち配達で飛び回っているのに、荷物を一個だけ「取りに来て」とはお願いし辛い。
「それでもいいですから」とは言っていたけど、集荷に来てもらうなら私も店にいなければならない。宅急便なら当社の目の前のセブンイレブンに持ち込めばいいし、利用することは無いだろうな・・・、と思う。申し訳ないので缶コーヒーとチョコレート菓子を差し上げた。そういう時のために常に店に在庫してあるから。
クロネコヤマトにしても佐川急便にしても日本郵政にしても、コロナ禍にあっても物流を停めないよう日本の物流の最先端で頑張ってくれていて感謝しかない。どこの運送会社も、生き残るのは大変なんだね。