昨日の夕方、Hコーポレーションの営業マンがやってきて、用件は「土地の仕入れ」なので、うちは商談相手にはならないけど、お茶を出してあげて雑談をしていたところに、珍しく飛び込みのお客さんが来店。
まだ「部屋探しのお客さんかどうか」不明だったので、営業マンもいるまま話を聞くことに。そしたら、「来年の3月に引っ越したい」と言う。いかな(せっかちな)私でも、そんなに早くから部屋探しはしない。しかも、希望条件はかなり厳しい。今、適当な部屋が見つかったとしても直ぐには引っ越せない、とのことなので、「そんなに長く物件を押さえておくことはできないから、年が明けてから探したらいいよ」、と伝えた。
一人で暮らすのだけど事情があって2部屋欲しい、とのこと。「あなたの予算だとかなり厳しいから、うちだけに依頼しないで他の不動産業者にも声を掛けておくといい。親切に対応してくれる業者があるから、何社か紹介してあげる。この通り沿いだと、A社、B社、C社に依頼しておくといいと思う。A社だったらTさん、B社だったらMさんを指名して尋ねるといい。坂口から聞いた、と伝えて大丈夫だよ」と言うと、「実はさっき、そのA社に行って資料を貰ってきました。たぶん、その時の女性がTさんですね、きっと」と言う。
図面を見せてもらったら、条件には合いそう。ただし、今から申し込みは出来ない。なので、「来年の年明けに、この部屋のうちのどれかがもしまだ残っていればその部屋で決めていいし、決まっていても他の部屋が空くかも知れないから、時期を見て訪問すればいいと思うよ。うちも年が明けたら探し始めることにするね。もし他の不動産屋で決まったら必ず連絡をください」と言うと「分かりました」と笑顔が返ってきた。
「そうそう、何か飲みませんか?、缶コーヒーなら微糖かブラック。お茶なら『濃いお茶』か普通のお茶、コーラもありますよ」と勧めると、「では、濃いお茶で」とのこと。ここは喫茶店かよ!?、という話だけど (爆
「さっきお話に出ていたC不動産にこれから行くことになっています」とのことなので、「じゃあ、さっき坂口のところに寄ったらコチラが良心的だと勧めてくれました、と話してみてよ、大爆笑するから」、と伝えた。
「そうそう、顧客カードを記入しておいてもらえますか」と言うと、記入してくれたのだが、その名前が・・・、
「え?、もしかして・・・」
「韓国です」
そうか・・・、そうだったんだ・・・、店に入ってきた時からとても感じが良く、てっきり日本人かと思ってた。「私は生まれた時から日本で、日本で生まれて日本で(38年間)育ちました」とのこと。それで、「本音で言うと、私は韓国が大嫌いなんですよ。でも、どう見ても日本人だし、あなたは普通の日本人と変わりません。手数料になりそうだから、というのでなく、ちゃんと部屋探しをしますから大丈夫、心配しないでね」と言うと、「私も、韓国がしていることには疑問を持っています」とのこと。そういう韓国人もいるんだねえ。
私は、本音を隠して韓国人に対応するのは嫌だから、言わなくてもいいことを伝えたが、彼女は理解してくれそう。うちの利益にならなくてもいろんな形で「間違いのない部屋探し」をサポートして差し上げよう。