2023年10月20日

費用の一部を本人負担にしてもいいのでは?

銀行に行くために駅前には一日3度くらい行っていて、その往復の間に一度は必ず救急車に遭遇する。

夏の間は「高齢者が熱中症で倒れたのかな」と思っていたけど、秋風が吹いて涼しくなった今も変わらない。一往復する間に3度救急車に遭遇したこともある。真夏でなく最近の話。救急車を呼ぶのは高齢者ばかりではないだろうけど、本当に緊急性があって呼んでいるのはどれくらいの比率なのか、甚だ疑問だ。

救急車を呼んだら、高額の料金を請求されました。明細に書かれていた「選定療養費」ってなんですか?
ファイナンシャルフィールド によるストーリー

中には、タクシーを呼べば結構なタクシー代が掛かるから、無料で病院まで運んでくれる救急車をタクシー代わりに使っている人もいる、と聞く。そうすると、救急車の出動がひっ迫して「本当に救急車を呼ばなければならない人が使えなくなる可能性も出てくる。消防署員の裁量で、有料にするか無料にするか、あるいは一部を負担してもらうか、を判断して請求できるようにしてもいいのではないか。難しいだろうけど。

私が埼玉県の入間市のマンション(3階)で暮らしていた時、けたたましいサイレンの音を響かせて救急車が来た。なんだろう、と思って窓から見ていたら、うちの隣人が呼んでいて、救急車は直ぐに空(から)で帰って行った。後で隣の奥さんに「何だったの?」と訊いたら、まあ「おいおい」と笑っちゃう話だった。

未就学児の男の子がズボンを穿こうとしてオ〇ンチンがジッパーに挟まってしまい、強烈な痛みで大声で泣き始めたとか。ま、経験は無いけど、そりゃあ痛いだろうな、と思う。慌てて救急車を呼んだが、救急隊員が、「はい、ちょっと痛いかもしれないけど我慢してね」と言ってジッパーのつまみを下げたらスンナリ外れたとか。親は「これ、触ったら大変」と思ってしまったんだろう。そういうの、他人だからできたのかもね。

あまりの泣き声に親も動転してしまったんだろうけど、結果から見れば、必要が無いのに救急車を呼んだようなもの。そういう場合には費用の一部、場合によっては全部を負担させてもいいと思うな。救急車の出動率の高さ、偏見でなく、生活保護率が東京でも一位二位を争う立川市だから、ということもあるかも。

上の記事の本文にもあるけど、

救急車を呼ぶべきか迷った場合は「♯7119」に電話をしよう。ただし、高齢者には「♯7119」は覚えにくい。電話機の上に貼っておくといい。そうしておいても、迷わず救急車を呼ぶ人も多くいるだろうけどね。

救急車を有料にしたら、逆に「緊急性があるのに呼ばない」人もいて、助かる命が助からなかった、なんてこともあるかも知れないけど、とにかく「救急車はタダ」という概念は変えていったほうがいいのでは?

posted by poohpapa at 06:58| Comment(4) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする