「救急車に道を譲らないドライバー」が増えている、あまりに皮肉な理由
ダイヤモンド・オンライン 吉川賢一 の意見
駅前の銀行に記帳しに行ったり、まあ、伊勢丹に行ったりして1往復する間に、必ず一度は緊急車両(ほとんどは救急車)に出くわす。ところが、一般道でも交差点で信号待ちしていても、見ていると緊急車両に道を譲る車も人も少ない。緊急車両が交差点に進入する際も徐行したり一時停止したりして。サイレンを鳴らして蹴散らして行けばいいのに、と、まどろっしく思えるが、緊急車両が事故を起こしたら役目を果たせない。遠くからサイレンの音が聞こえていても「我関せず」で他人事。立川はとくにそんな場面が多い。
それだけ人の心に余裕が無くなっているのかなあ・・・。自分が病院に搬送される立場だったり付き添っている立場なら焦ることと思う。皆、相手の立場に置き換えて考える、ということができないのが不思議。
どうかすると、逆に皆が止まって道を譲っているのにもの凄く慎重に交差点に入ってくる緊急車両を見かける。徐行しないでそのまま交差点を突っ切っても事故など起きないケースでも不必要に減速していて。
今は公徳心や思い遣りが希薄になっていて、小学校の道徳の時間から教育をやり直す必要がありそう。