怒涛のような11月9日が過ぎ、翌10日。2泊3日のこの日だけが「フルに田舎にいた」ことになる。
実は前日、私とMちゃんがホテルにチェックインしようとしたら、私のPCで2部屋予約していたのに、Mちゃんの分の予約が見つからず、まあ、なんとか部屋を用意してもらえたけど、私の信用問題。Mちゃんからは事前に「部屋は別々だからね」と釘を刺されていたし。まあ私は一緒でも良かったんだけどね (おい
名鉄知多半田INは朝食付き。私は7時から始まる朝食バイキングに行ったけど、Mちゃんとは顔を合せなかったなあ。7時に朝食、私はいつも7時に Jonathan's のモーニングに行ってるから、それと同じ。
半田高校の生徒会執行部の同窓会は12時から知多半田駅前のクラシティ2Fの仙之介で開催されるので、午前中は時間が空いていて、懐かしい雁宿公園に足を伸ばした。駅からは徒歩5分くらい。駅周辺も浦島太郎状態だから、貧乏人の憩いの場だった雁宿公園も変わっているだろな、と、ゆっくり坂を上った。
雁宿公園に着くと、いい天気なのに人っ子一人いない。市民の憩いの場だったハズで、考えられないこと。昔は孔雀の檻があって、孔雀が羽を広げるのを何度も見たことがある。それを目当てに公園に来る人もけっこういた。他に誰もいないことで、なんか寒々とした印象。木製の櫓(3階建て)の展望台に昇ったら市内が一望出来て、私がいた頃とは街並がすっかり変わっているけど懐かしく思った。もう来ないかな。
まだ時間があったし、中学時代からの親友が勤めている不動産屋を訪問。社員数は少ない(社長と2人で営業している)けど、店はログハウスみたいで、天井が高くて、まるで宿泊施設みたい、実に羨ましい。
お昼に高校の生徒会執行部の同窓会開始。全員で9名だが、女子二人が不参加。一人はご主人の介護で長時間「家を空けられない」とのことで、一人は現在ご主人の実家である岐阜県の揖斐郡に移転していて、だいぶ前にボランティアの予定を組んでいてキャンセルできないから、とのこと。この二人の女子に共通点があって、お子さんが東大卒ということ。男子のお子さんに東大生はいない。女子は優秀だ (^^♪
その半田高校の生徒会執行部の同窓会、半世紀以上も開催されていなくて、本当に久しぶり。だけど、50年ぶりでもスッと話題に入っていけるのは、当時、文化祭を成功させるために皆で頑張っていたからだろう。これからも、毎年は無理でも隔年くらいで開けたら嬉しいな。帰省する口実ができるしね (^◇^)
その後は高校時代からお世話になっている先輩M君(福ちゃん)の常滑市のご自宅を訪問。福ちゃんは早稲田の応用物理学科を出て、大企業に就職した後に独立して、地元のロータリークラブの会長とか市の教育長なんかを歴任。それでも全く威張ってなくて腰が低い。だから出世するんだろうな。久しぶりに会っても、やはりスッと話題に入っていける。ま、私の古くからの友達はみんなそうだけど、それが嬉しい。
福ちゃんちをお暇して、宿泊している名鉄インまで親友A君に送ってもらう途中、私が縁を切られている実家の前を通ってもらった。もうすっかり暗くなっていて、ワゴン車が一台停まっていて、一部屋だけ明かりが点いていた。突然に訪問したなら話が噛み合わず、血の雨が降りそうだから訪問はしなかったけど。
そうそう、順番が前後するけど、中学2年の時から死ぬほど好きだった悦ちゃんの住所が判ったので、A君に家の前まで連れていってもらおうとしたけど結局家は特定できず。特定できていたなら少し離れた所に車を停めてもらって、彼女が出てくるのを待とうかと思った。まるでストーカー。彼女は一学年上だから73歳、人のことは言えないけど、きっと「いいお婆ちゃん」になっていることだろうな、と思う。私が医師から「余命3ヶ月」と宣告されて「今のうちに会いたい人がいれば」と言われたなら悦ちゃんには会いたいな。
さて、翌日は今回の帰省のメインの目的である中学の同窓会。いろいろあったよ、楽しい話が。