百貨店で男性が心肺停止…店員らAEDで救命 「訓練のたまもの」
毎日新聞 によるストーリー
迅速で的確な処置ができたのは、何と言っても日頃の訓練の賜物。これ、倒れたのが男性で良かった。もし女性なら、年齢に関係なく、胸を出さなければならないから誰かがAEDを持ってくる間に迅速に先ず目隠しの壁を作らなくてはいけないし。目隠しの壁・・・、倒れている人に背中を向けての人垣のことね。
日頃の訓練により、救命に当たったスタッフ4人のうち2人は高度な応急手当てができる「上級救命講習」の受講者だったのも幸い。訓練を受けていてもパニクってしまう人もいるだろうけど、今回は4人で心強かっただろう。ま、AEDは開封して接続するとAED本体が音声で次の指示を出してくれるんだけどね。
実は私も、以前に宅建協会の講習を受けて「東京消防庁 消防総監」から「救命技能認定証」を頂いていて、宅建協会に「過去の受講者を含めて定期的に何度も講習会を開きましょう」と提案しているのだが、次が無い。それだとイザという時に役に立たなくなったりしてね。もう、いつ私のほうがAEDのお世話になるか知れたものではないし。私はいちおう普段持ち歩いているカードケースの中に「救命技能認定証」を入れていて、もし女性が倒れていたらそれを口に咥えて救助に当たるつもり。誤解されそうで怖いから。
もちろん、そういう事態が起きないことが一番ではあるけど、もしもの時はお役に立ちたい、と思っている。