離婚して、うちの管理物件に昨年の暮れからお入り頂いている46歳の女性(Hさん)がいて、人柄が素晴らしい。他人事ながら、なんでこんなにいい奥様と離婚しちゃったのかなあ、(元)旦那はアホだなあ、と思っていた。お母様にもお会いしているが、お母様の人柄もまた素晴らしい。この親にしてこの子あり。
その奥様から電話があって、「一人で暮らしていましたが、同居人が増えますので、どんな手続きをすればいいですか?」とのこと。金銭が追加で必要になることは無く、申込用紙に追加記入して住民票を頂ければよいのでそう伝えると、律義にも「近々そちらに伺います」と仰って、昨日二人で来店してくださった。
連れてきた男性はHさん本人と雰囲気がよく似ている・・・、先日お会いしたお母様と年齢が近く、「親子なのかな、父親のお世話をすることになったのかな、でも、2人の関係性が分かるまでは迂闊なことは言えないし・・・」と思っていて、住民票を頂いて名前を見たら、全く別の姓・・・、へ?、てことは、彼氏??
Hさん、屈託なく「もう一緒に暮らしています。二人とも離婚したばかりです」と笑う。ん?、歳の差は・・・、
15歳。いや、どう見ても親子なんだけど・・・。ま、他人のことは言えない、うちは17歳差なんだから(爆
勤務先が同じだったので互いに相談に乗り合っていたんだろうな。私の目からは相性抜群に見えた。それで、しばらく世間話。私の体験談(失敗談)を交えて、「世の中、熟年離婚する夫婦は多いでしょ。あれは、二つのKが足りないから。一つは会話、一緒に暮らしていても子育てが一段落して共通の話題が消えて会話(K)が減少すること、もう一つは互いに感謝(K)が無くなること、それが原因だと思う。でもお二人は幸せになれると思うよ」と伝えた。狭い空間で一緒に暮らしていても「息が詰まる」ことは無さそうで。
久しぶりに、幸せそうな(熟年)カップルを見て嬉しくなった。Hさん、前にお会いした時も感じたことだけど「ポジティブで前向きに生きている」印象。嫌なことがあっても気にせず乗り越えていきそう。もちろん、そのためには良きパートナーも必要。お互いに「相性のいい人」に巡り会ったな、と心から思える。だけど、
向こうは15歳差、うちら夫婦は17歳差・・・、フンッ!、勝ったね、ザマミロ (^◇^)
昨日は「他人の不幸は蜜の味」と書いたけど、「他人の幸福は自分の幸福」でもある。祝福したい (^^♪