昨日の午後、私の携帯に0120で始まる見慣れない番号から着信があった。また「土地を探しています」という営業の電話かな、いや、もしかして何か懸賞に当たったかな、と少し期待して電話に出ると・・・、
オペレーターが、「こちら三菱UFJ銀行の遺失物管理センターと申します」と言ったので、「ああ、キャッシュカードが出てきたんだな」と直ぐに判った。カード、どこかで落としたのでなく、私がATMから抜き取らないでその場を離れて機械の中に残っていたみたい。空いていて、次の人がATMに直ぐ来なかったので、たぶんピーピーと警報音が鳴っていたんだろうけど気付かずに銀行を出たみたい。せっかちだから(滝汗
電話を頂く前、「カードを新規に発行してもらって暗証番号も変えよう」と思っていたけど、その必要も無くなった。それは助かる。オペレーターが「代表者様かどうか確認したいので住所の枝番を仰ってください」と言うので枝番を言うと、「はい、では、簡易書留でお送りいたしますので必ずお受け取り下さい」だと。「いえいえ、身分証明になるものを持って立川支店まで伺いますよ」と言ったのだが、「すでに遺失物管理センターに届いていますので簡易書留でお送りします」とのこと。送料も掛かるし何とも申し訳ないこと。
それは有り難いんだけど、20台くらいあるATMコーナーにはいつも警備員が一人立っていて、取り忘れ警報音も鳴っていたと思うし、空いていて静かだったので、警備員から「お客様、忘れものですよ」と声が掛からなかったのが不思議。だいいち、どうして立川支店で保管しなかったのかな、と疑問には思った。
ま、銀行には銀行の事情があるだろうし、連絡を頂けて書留で送ってくださるのだから有り難いけどね。
それにしても、日本っていいな。ほとんどの遺失物はほぼそのまま返ってくるし。うちの次男が、長男が家を買う際の頭金を貸すために立川まで来て、KFC(ケンタッキー)で食事して、大金の入ったリュックを忘れてきたのもちゃんと返って来たもんな。どう調べたものか、警察が、うちのの岩手の実家にまで問い合わせの連絡を入れていたし。発見したのがケンタッキーの店のスタッフだったので謝礼は辞退されたしね。まあ、お義母さん、「こちらは立川警察ですが」と言われた時はさぞかしビックリしたと思う。「娘の旦那、不動産屋だと聞いてるけど、何か警察の世話になるようなことしたのかしら・・・」と思ったりしてね。
政治不信とかいろいろあって、国民性も変わったけど、私は、日本に生まれただけで勝ち組、だと思う。