駅前の銀行に行こうとして店を出て100mくらい歩いたところで宅配のトラックに会った。配送員が降りてきて、「いつもお世話になっております。実は今日で移動になります。いつも缶コーヒーを頂いて助かりました」とのこと。と言っても、遠くに行くのでなく、担当地域が立川駅の南口になるだけだが。それでも、国立市の営業所に所属するらしい。そうであれば、以後は滅多にお目に掛かれることは無いだろうな・・・。
「立川の駅前でよくお見掛けしてたんですよ」だと。そうなんだ・・・、良かった・・・、「伊勢丹で」でなくて。実は、ある家主さんから「声は掛けないけど、伊勢丹の地下でよく見掛けてます」と言われてたりして(汗
コロナ以前から、荷物を届けてくれると必ず缶コーヒーを渡していたけれど、コロナ以降は、皆が家に引き籠って、仕事も、出勤せずに在宅ワーク(リモート・ワーク)になる中、物流の最前線で経済を回してくださっているのだから、街で宅配便の車を見掛けた時には店に戻って缶コーヒーやお菓子を届けたりしてた。
だからだろう、忙しいのに、丁寧にお礼を言ってくれて感激した。それで、「まだこの辺にいますか?」と訊くと、「はい、います」とのこと。店に戻って、缶コーヒーの微糖を6缶とアーモンドチョコを届けて差し上げた。「もうしばらく会えないでしょうから。この2本は冷えていますが、4本は常温です」と伝えたが、どのみち車にはクール便の荷物を入れる冷蔵庫があるし、一気に6本飲むワケではないだろうから大丈夫だろ。
でも寂しくなるなあ。この地域の担当はたしか6人いるかと思うのだが、ここ数ヶ月で3人は移動になっている。街で行き交うと運転席から手を振って会釈してくれていて、そういうのは楽しみだったから寂しい。
国立の水に馴染めなかったら立川に戻っておいでよ。いつまでも、仲間とともに待ってるよ。今日が(この地域の配達の)最後の日ということで、最終日に会えて本当に良かった。こちらこそお世話になりました。