うちの保護猫のみーちゃん、毎日、好みの餌を食べて7時くらいに家を出て行き夕方5時ころ帰宅する。
いつも、よほどお腹が空いていない限り、どこに派遣されているやら昼間は家に戻らず年中無休。ところが、昨日は7時ごろ出て行って直ぐに戻ってきたのだが、いつもと様子が違う、口に何か咥えている・・・。
雀である。出て行って10分も経っていない。その間に狩りをして獲物を家のウッドデッキまで持ってきて、サッカーの練習でもしているかのように猫キックして遊んでいたのだ。うちのがそれを見て悲鳴を上げた。
もう死んでいるかと思ったが、私がみーちゃんから取り上げた時には生きていて、足をバタバタさせていた。保護者の責任、助かるものなら動物病院に連れて行って治療を受けさせて、元気になったら放してあげたい。そう思ったが、以前も同じような状況で市内の動物病院に電話で問い合わせたら、鳥類を診てくれる動物病院はほとんど無くて、あっても「院長が不在で今は受けられない」と断られてしまったりして。
仕方なく(今、みーちゃんは家の中にいないので)ソファーの上にそっと置いて、我々も朝食を済ませた。
ところが、朝食を済ませて様子を見たら、いなくなっていた。飛ぶほどの元気はなかったハズだけど・・・、と思っていたら、どうやらソファーの下に隠れたみたい。だがソファーの下には手が届かない。それに、そろそろ店に行く時間が迫っていて、うちのに任せようと思ったが、「雀が家の中を飛び回ったりしたら嫌だから、何とかして!」とギャーギャー騒ぐ。うちのが「取り乱した姿」を見せるのは非常に珍しいことだが。
何とかしてあげたいけど、ま、そのうち出て来るだろ、そしたら連絡があるだろ、と考えて私は店に・・・。
すると、お昼前にメールが・・・。
「雀、先ほど出て行きました。
物音がするな―と思って振り向いたら、障子のあたりで羽ばたいていたんで、窓を開けて外に出るように誘導しました。
出たら(裏の)〇〇さんの方の木にとまっていたので、意外に元気なようでした。
あ―、今日は疲れた・・」、だと。
みーちゃんも雀を食べようとしたワケでなく、我々にプレゼントするつもりで持ち帰ったら、うちのが悲鳴を上げたので直ぐには渡さず、遊んでいるうちに死んでしまったら我々への貢ぎ物にしよう、と考えたかも。
あれだけみーちゃんからペナルティキック(猫パンチ)を受けていたのに、よく生きていたもの、と思った。
だけど、たしかこれが3回目くらいかなあ、そんな貢ぎ物(お中元)は要らない、ほんと、勘弁してほしい。