ブログで知り合った kotako さんとそのお子さんたちとランチして、いい気分で大阪を発ち、新大阪から「こだま」で次の目的地の倉敷に向かった。10年以上前にヤフオクで知り合ったHさんに会うのが目的。
Hさんが人間国宝(11代?)三輪休雪のお茶碗を出品していて私が落札したのがご縁。そのお茶碗は今もサイドボードの中に飾られている。そういう焼き物は眺めているだけで心が落ち着く。ヤフオクでの取引はその一回だけだったが、数年前、茨城の大学に進学した息子さんの部屋探しをさせて頂いたりもした。ヤフオクの出品者と落札者が実際に会って付き合いが残るのは珍しいかもね。実は他にも2人いるけど。
そうそう、新大阪から新倉敷に向かう「こだま」の車内、私の隣の席と周りはアメリカ人のグループと思しき屈強な男たちで囲まれていて、途中の姫路駅に着いたら全員が降りていった。世界遺産の姫路城に向かうんだろな。こういう外国人観光客の恩恵を受ける人たちもいるけど、ちょっと迷惑に思ったりしてね(汗
電話ではたまに話をしているので初めて会うとは思えなかったけど、茶器(お茶碗)を出品しているのだから純和風の女性で、もしかすると、この暑さの中でも和服でおみえになるかも、と勝手にイメージしていたが、倉敷駅の改札にやってきたのは私の想像とは180度「真逆」の女性。ほとんど人気(ひとけ)が無くなった改札の前、向こうから小走りでやってきて手を振る。私の後ろに知り合いがいるのかな、と思って振り返ったが誰もいない。てことは・・・、へ?、私にかよ、もしかして、アンタHさんなの??、と驚いた。
せっかく(亡くなったお袋の第二の故郷)倉敷に来たのだから、と、美観地区を案内してもらい、2人で人力車に乗った。観光地で人力車に乗るのは初めての体験だったし、以前から一度乗ってみたかったから体験できて大感激。そいでもって、隣の席は美人のHさん。他の観光客からは夫婦に・・・、見えないか。
思っていたより若いし、およそ古風な倉敷の街には似合わない女性。それこそ、六本木のディスコのお立ち台で体をくねらせて踊っているのがお似合いでは、と思えるくらい。とても大学生のお子さんがいるようには見えない。今も何人かの男性から口説かれているそうで、それはよく解かる。私も口説きたい(おい
以前、「私はお酒に強いから、飲ませて落とそうとしても難しいわよ」と言っていて、そのHさんが行きつけの洋風のショットバーというか居酒屋というか、そういう店に連れて行ってくださった。めちゃくちゃ雰囲気が良く、下戸の私でも落ち着ける空間。美味しいお酒とおつまみで話が弾んで楽しかったんだけど・・・、
後から入ってきた5〜6人の男女のグループがとにかくうるさかった。店を出る時にマスターが店の前まで出て送ってくれて、「今日はうるさくて申し訳ありませんでした」と丁寧にお詫びを言って頭を下げたほど。でも、再び倉敷を訪れる機会があったならこの店に伺いたい、と思えるほど都会的で素敵な店だったな。
Hさんが、「他の友人に上げるついでがあったから2箱購入した」と仰って、岡山名産の凄く立派な白桃5個入りを一箱頂いた。伊勢丹でも見掛けるけど、あまりに高価でいつも横目で見てスルーしていた果物。
Hさんと飲みに行くくらいだから店を出るのは8時過ぎ。それから新幹線で新倉敷から東京まで帰ったとして中央線の最終に間に合うかどうか。なので、その夜は倉敷で一泊すべくホテルも予約してあった。その選択が間違っていたかどうかは不明だが、深夜、新幹線の保線車両同士が衝突して翌日は結果的に東海道新幹線は終日運休。もしもの望みをかけて8時前に新大阪駅に向かったけど復旧の目途は立たず。
はい、よ〜く解かってます、私の日頃の行いが悪い所為ですよ、それがどうかしましたか!? ( `ー´)ノ