新幹線のグリーン車の中でのモバイルオーダーの話。
コロナ禍で中断しているけど、少ない稼ぎ(給料)の中から毎月3万円の旅行積立をしていて、それで海外旅行なんかに行かせてもらっているんだけど、もう何年も行っていないし、国内の移動(新幹線)ではグリーン車を利用して贅沢させてもらっている。うちのが全く嫌な顔をせず、むしろ勧めてくれるので助かる。
で、今回の帰省でも往復グリーン車を使わせてもらったんだけど、昔のように食堂車やワゴン販売も無い。経費だけで考えれば赤字なんだろな。客商売ではあるがJRも民間企業、国鉄時代と違うのは当然。
東京駅のホームで飲み物を買い忘れてしまったので、喉を潤したいな、と思って、前の座席の背もたれの裏側を見たら、モバイルオーダーの案内が入っていて、「グリーン車ご利用のお客様へおもてなしのご案内」とある。見たら、 Ai 時代に取り残されている私でもできそう。QRコードを読み取って車両ナンバーと座席番号を打ち込み、アイスコーヒーを選んで注文したら、数分後には綺麗なお姉さんが届けてくれた。
さらに、「飲み終えました頃、ゴミの回収に伺います。このビニール袋に入れてテーブルの上に置いておいてください」だと。言葉通り、適当なタイミングで別のお姉さんが、サンタクロースが背負っているくらい大きな袋を持って、空いたカップなどを回収に来た。自分でゴミを捨てに行く必要が無いのはプチ贅沢。
幸運なことに、「東京−名古屋」間、「新大阪−東京」間の往復とも私の隣の席は空いていて、ゆったりできた。帰りの席は、新大阪のきっぷ売り場の担当者に「窓側の席」をお願いしたら、「ああ・・・、窓側はいっぱいで空いていませんね・・・、あ、一つだけ空いてました」と、取ってくれた席は私の一番好きな席。最後部の席で、後ろに誰もいないからいちいち断らずに背もたれが倒せる席。往復ともその席でラッキー!
帰りもモバイルオーダーで飲み物を注文したのは言うまでも無い。ついでと言ってはナンだけど、背もたれに入っていた冊子を2冊(2種類)とも持ち帰った。「ご自由にお持ち帰りください」とあったしね。留守番しているうちのに気分だけ味わってもら・・・えないか、そんなことしたら逆効果だったりして。で、一冊は倉敷の特集だったので、翌日に会うHさんに差し上げることに。貧乏性だから「ご自由に」だと持ち帰る。
保護猫のみーちゃんが存命のうちは、うちのは何処にも出かけられないけど、久しぶりに新幹線のグリーン車を体験してもらいたい、一緒に乗りたい、と思っている。みーちゃんにも長生きしてもらいたいけどね。