立川警察から郵便(封書)が届いた。封筒には、「ATMでおカネが戻る、は詐欺です」とかいろいろ書かれている。そっか、一定の年齢になると、そういう詐欺に巻き込まれる可能性が高くなるから、注意喚起の手紙を送ってきたのかな、と思って開封すると・・・、違っていた。内容は、「立川署までおいで」だった。
と言っても、私が何かの犯罪とか不祥事を犯していて「任意の取り調べに協力しろ」と言うんじゃないよ。
私が運転免許証を落としていて、誰かが拾ってくださって警察(たぶん交番)まで届けてくれたみたい。私は財布を持たないので、ふだんはカード入れに入れているが、カード入れを落としたのでなく免許証だけ落としていて、最後に免許証を出したのはいつだったか、考えたら、10日ほど前に店の郵便受けに「ゆうメール」の不在通知が入っていて、それを受け取りに本局に行って、本人確認で出したのが最後だった。
免許証はジャストサイズの小さなビニール袋に入れていて、その中には「何かあっても自宅に帰れるよう」現金で2千円を入れていた。もしかすると返ってくるのは免許証だけかな、と思っていたが、ここは日本、手が付けられていない。だいたいが現金を抜くくらいなら警察に届けたりせずに捨ててしまうだろう。
実は、2週間前に、うちのも Suica カードを落としていて、別のところから連絡があって、一緒に立川警察に行ったばかり。Suica カードには残高が1万円ほどあったけど、それも手付かずだった。どちらも、拾ってくださった方は謝礼を辞退しているとか。私も逆の立場なら謝礼は辞退すると思うけど、とにかく感謝。
それにしても、短期間に夫婦して立川警察を訪問することになるとはねえ。うちのが、「あまり多い苗字じゃないから、窓口で『あれ、こないだも同じ苗字の人が・・・』と言われるかもよ」と言っていて、そうなったら半分はアンタの所為。前回の窓口は若いお姉さん(婦警さん)で、今回は高齢男性、それは無かった。
それと、警察署の待合室(ホール)みたいなところに指名手配犯の顔写真が貼ってあって、もしかすると、私やたかさんの顔写真が他の凶悪犯と並んで載っているかも、と思ったけど入ってなくて安堵した (^^♪
それにしても、落し物のほとんどがそのまま返ってくる日本って素晴らしい。民度の金メダル、世界一だ。