巷でコメ不足が囁かれている、と言うか、ニュースになっている。平成の米飢饉に次いで二度目か・・・。
ニュースやワイドショーによれば、スーパーや米穀店に米が並ぶと30分ほどで売り切れて、米の棚は空っぽになる、とのこと。需要と供給のバランスで、どんどん値上がりして、今は5kgで3000円くらい、ふだんの倍以上・・・。それでも幸いなことに、うちの家は米不足の影響を受けない。どうしてかと言うと・・・、
うちのの実家が送ってくれるから。義父さんが定年退職したのを機に、田圃を2面(600坪)購入して、米作りを始めていて、新米が取れると送ってくれるし、友人知人も送ってくれるから困らないのは有り難い。
義父さんが施設に入って米作りができなくなって、今は田圃を知人に貸している(米作りを任せている)みたい。どういう仕組みになっているか不明だが、収穫されると適当に分けて、うちや義弟に送ってくれる。
今は一人暮らしになっているので義母さんだけでは食べきれず、古米が溜まっているらしい。そこで・・・、
一昨日、義母さんに電話して、「人に譲れるくらいに古米の在庫はありますか?」と訊くと、「ありますよ」とのこと。数日前にも、義母さんから「テレビで都会の米不足のニュースをやってて、そっちは大変みたいだね。米、送ろうか?」と電話を頂いていたので、「余っているのなら・・・」と、あることを思い立ったのだ。
いい話なので実名を出してしまうけど、立川市議の山本洋輔氏、所属政党が同じで引退した大澤豊氏の地盤を受け継いだのだが、大澤氏が私財を投じてホームレスの人たちに寝床や食事を提供する施設を運営していて、米を送ったら助かるのでは、と思い電話すると、理事でもある山本氏、「本当ですか?、有り難いです」と弾む声。よし、それで決定。義母に電話して、直接山本氏の事務所に送って頂くことにした。実は、私が「古米、余ってないでしょうか?」と訊いた電話を切った後すぐに精米に行ってくれたみたい。
義母さんには「掛かった費用も含めて、代金はお支払いします」と伝えたが、「いいわよ、そんなの」だと。
一度に送れる量に限界があって、たぶん30kg を精米して少し軽くなった分をそのまま送ってくれるんだと思う。私は・・・、帰る家もあるし待っている家族(うちの)もいる。ワケあって今はホームレスになっている人たちのために少しでも役立ってくれたなら、そんな嬉しいことは無い。ふだんから山本市議にはお世話になっているし、「こんな時に恩返ししないでいつするんだ!?」という話。実家が農家だと助かる(^^♪