うちの保護猫の「みーちゃん」、いつも私が9時頃に就寝すると、すぐに後を追ってきて私の枕元に来て喉をゴロゴロ鳴らし、鼻先を私の顔に擦りつけてくる。それは「信頼の証」とのことで嬉しいから文句はない。
うちの庭に来て、花壇でトイレをしたり、水を飲んだり、餌を食べ始めるようになってから「家の中に入る」ようになるまでおよそ1年半、そこから3年くらい経っているかなあ・・・。毎朝7時くらいに家を出て、夕方5時には帰るから私は「(年中無休の)サラリーマン猫だね」と言っている。もっとも、最近は寒くなってきたから昼間のうちに庭に帰ってきて、ウッドデッキの周辺で「家に入れてもらえる」夕方になるのを待っている。それで私の就寝時間までうちのの膝に乗ってたりするが、私が布団に入ると寄ってくるのが日課。
だが昨晩はヒドかった。いつもは枕の横で一緒に寝ているのだが、昨晩は(仰向けに寝ている私の)喉の上に乗ってきて、時折り爪を立てるから痛い。それで体の向きを変えると降りて、今度は足の上に移動する。それが重い。何と言っても、「あれヤダ」「これもう飽きた」と贅沢を言って保護主の我々よりイイもん食ってるから、野良なのに6kgは超えていそう。頭寒足熱の電気毛布の温かさが掛け布団の上からも分かるんだろう、足元にしか乗らない。推定年齢15歳くらいだけど元気だからこの先もまだまだ生きるだろう。
だが、夜中に何度も起こされるから、悪意は無くても安眠妨害。その度に布団の中でスマホの電源を入れて時間を見て、5時までは起きない。5時を過ぎたら起きて餌の準備をするのが私の一日の始まり。うちのが「みーちゃんがいると寝られない」と愚痴を零していて、その気持ちはよく解かる。長生きしてほしいけど、いればいるで辛いものがある。保護し始めたから途中で投げ出すこともできない。困ったモンだ。
みーちゃんがいて、うちのしかお世話ができないから、うちのは短期の旅行にも行けないしね。「おとうちゃんは気にせずに元気なうちに行っといでよ」と、いつも快く送り出してくれるから、なんとも申し訳ない。
保護猫と言うより、ほぼ出入り自由で、昭和の時代の飼猫、家猫みたいなものか。でも「高級な餌」をあげるから、夜はしっかり寝かせてくれ。そういうのも頭がフラフラする一因になっているのかも知れないな。