2025年01月05日

日本人として、ごく当たり前の行為 (^◇^)

昨日、家賃専用通帳に記帳しようと信用金庫のATMに行くと、記帳をし終えたのにピコピコ鳴っている。

この音、どこから聞こえてくるんだろ、私は忘れ物してはいないし、変だなあ、と思って、2台並んでいる隣のATMを覗くと、先客がカードを抜き忘れている。いつもならガードマンがいるけど昨日は土曜日でいないし、客は私だけ。もしかすると24時間対応かも、と思ってATMに付いている受話器を取ったが、しばらく呼び出し音が鳴っているが誰も出ない。本人が気づいて戻ってくるかもだけど、いつになることやら・・・。

ただ、そのままにしておくワケにもいかず、月曜日まで私が預かっているのもマズイ。それだと月曜日に朝イチで信用金庫の本店に行くようだから。仕方なく、駅前の交番に届けたのだが、交番が大混雑。立川の住人とは思えない今時のヤンキーふうの若者が交番を占拠していて、警察官が対応に追われている。

外でしばらく待っていたら、若い警察官が私に気付いて出てきてくれたので、「(こういうワケで)キャッシュカードを届けに来たのですが、こういうのは月曜日の朝イチで私が本店に届けたほうがいいですか?」と訊くと、「あ、こちらでやりますから大丈夫ですよ、有り難うございます」とのこと。さらに「持ち主が現れた時の報奨は要りますか?」と訊かれたので辞退した。最近は拾得物を交番に届けると必ず訊かれる。

子ども(小学校の低学年)の頃、道で10円玉を拾って交番に届けると、お巡りさんが「偉いねえ、じゃこの10円はお巡りさんが預かっていて、ボクにはご褒美で10円をあげようね」と自分のポケットから10円玉を取り出して渡してくれたっけ。お巡りさんは落とし主が取りに来ないのは知っているから、それでチャラ。

訪日外国人がよく驚いているけど、日本ほど「拾得物がほとんどそのまま返ってくる国」は珍しいと思う。

子どもの頃から、何万円単位の落とし物を拾って交番に届けた経験は何度もあるけど、ネコババしたことは一度も無い。それは、私が日本人だから。子供の頃に受けた教育と日本人の持つDNAの影響かもね。
posted by poohpapa at 06:48| Comment(2) | TrackBack(0) | プライベート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする