2025年01月09日

昨日、いつものクリニックでの小さな善行

昨日は15時30分で予約していた立川駅北口のフロム中武7Fにある「ぜんしん整形外科」に行ってきた。いつも凄く混んでいるけど、昨日はまた特別だった。受付の前の椅子はいっぱいで、クリニックの外にまで患者が溢れていた。同じフロアの「立川クリニック」と「榎本調剤薬局」と「ぜんしん整形外科」とで順番待ちの患者が共有して座れる椅子もあるが、インフルエンザも流行っているし、詰め合わせて座るのも怖い。立っている患者もいる。私は幸いなことに中の椅子に座れて診察の順番を待っていたのだが・・・、

そこに、80代半ばくらいの老婦人がご主人と思しき男性とやってきて、受付に診察券を出して何やら話している。受付のスタッフの話し声が聞こえてきたのだが、「2番のK先生の診察室の前でお待ちください」と言っている。てことは、私と同じ先生。歩行補助器に捕まって歩いていて、外の椅子に座ったみたい。

それで、受付のスタッフに「私は急いでいないので、あのご婦人、私と順番を換えて先に診て差し上げてください」と伝えると、ちょっと驚いた表情で「宜しいんですか?」と訊く。元々15時半で予約していると言っても、その診察時間帯の中で診てもらえる、というだけのこと。15時半ピッタリで名前を呼ばれるワケでないし、混んでいることを想定して来ているからかまわない。「けっこうですよ、今日は他にやることもないので大丈夫です」、と答えた。そのままだと、まあ30分以上待たされるだろうから高齢者にはキツイ。

中には、「まだ呼ばれないのか!?、私は予約しているんだよ」と怒り出す人もいるんだろうな。以前は私も南口の泌尿器科クリニックで、予約制とは知らずに行って、後から来た(たぶん予約しているであろう)患者がどんどん名前を呼ばれて1時間以上待たされて、「もういい、保険証を返してくれる?」と怒ったことがある。今、そのクリニックには長男が通っていて、私と苗字が同じで顔が似ているから「あの爺いの子供」だとバレているだろな。病院の予約が「あくまで診察時間帯に診てもらえる権利を確保するもの」と初めて知った。私が受付のスタッフなら、とぼけて「お父様はその後お元気ですか?」と訊くんだけど(^◇^)

で、驚いたことに、ぜんしん整形外科で私が診察の順番を代わるのを提案したのは受付のスタッフ一人だけだったけど、私の椅子の横を他の受付のスタッフ3人が通るたびに「有り難うございます」とお礼を言われた。ATMみたいな機械で会計する際もスタッフが寄ってきてお礼を言われた。そういうのは嬉しい。

自分の診察を終えて、処方箋が出ていたので同じフロアにある薬局に行くと、さっきの老婦人が私の掛かり付け薬剤師Kさんと話をしている。Kさんから「少々お待ちくださいね」と言われて待っていると、どうやら薬のことを丁寧に説明しているみたい。新しい薬とか出ているのかな。それで待つのはかまわない。

後でKさんに「こういうことがあったんですよ」と話すと、「それはいいことをしましたね。そういうのは廻り回って自分に返ってくるものですね」だと。私もそう思う。当てにはしないが期待していよう。同じか (^^♪

posted by poohpapa at 07:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の街 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする