ある契約に関して、入居者に届けるべき契約書を家主さんに送るように封筒に入れ、ポストに投函してしまったが、残っている方の契約書を見て「あ、いけない」と間違いに気付いた。午後の集配時間は13時。その時点で12時45分・・・。大急ぎで家主さん宛ての郵便物を作り、寒い中、ポストの前で待っていた。
しばらくすると集配の車が来て、集配業者に事情を話し、「こちらが本来送るべき封書でした。さっき投函した封書と替えて頂きたいのですが・・・」とお願いしたら、少し困惑した表情を浮かべていたが、私が間違って投函した封書を取り出して、「お名前を仰ってください」と言う。私が会社名を言うと、新たに投函しようとしている封筒も確認して交換してくださった。本来は手続き上ダメかも知れないのだが、有り難い。
「ご面倒をお掛けして済みませんでした。冷たいのしかありませんが、宜しければ缶コーヒーのブラックか微糖、リポビタンDもありますので、お持ちしましょうか?。私の店はそこですから」と指差すと、「ああ、あそこなんだ。でも結構ですよ、飲み物は持ってますし」と辞退。それでも申し訳ないので、お礼を言って引き返し、「じゃ、このお菓子をお持ちください」とビアードパパのガレットサンド(箱)を渡そうとしたが辞退。
仕方なく、「これから十分に気を付けます、ご迷惑をお掛けしました」と、謝罪するだけになってしまった。
でも、融通の利く担当者で良かった。正規の手続きを踏んだなら時間も費用も掛かるのだし心から感謝。