2025年04月05日

昨日、私が施した軽い善行と(文字通り)重い善行

昨日、郷里の恩師に「クルミッ子」をお送りすべく駅ビルのグランデュオに行った。オープンの5分ほど前に到着したが、いつになく混雑していて、「うわあ、もしかして、私より前に並んでいる人たちのお目当てが皆クルミッ子なら、こりゃあ買いそびれるかもなあ、もう少し早く出れば良かったか」、と後悔したほど。

まあ、どうにか自分の番が来て、お店のスタッフが16個入り二箱と、バラで5個を籠に入れようとして、一つを床に落としてしまった。薄いビニールで包んであるだけだから、気にする人は気にするかも知れないが、私は気にしない。スタッフが除けようとしたので、「それでかまいませんよ」と言うと、「とんでもない、落としてないお菓子をお持ちください」と言う。引き下がって清算を済ませ、見ると他の客は誰もいない。

それで、私が清算を済ませたバラのクルミッ子1個をスタッフに渡しながら、「それと交換して。私は本当にかまいませんので」と言うと、今度は申し出に応じてくれた。それ、他の客に売るワケにもいかないだろうし、たったそれだけのことで閉店後に始末書を書いたりとか面倒な作業があるんじゃないかな、と思う。

どうせ私が食べるワケでなく誰かに差し上げるのだからかまわない。で、その1個は郵便局のKさんに。もちろん、グランデュオの床に落としたクルミッ子とは言ってない。昼間は外で活動したりトイレしている保護猫のみーちゃんが歩き回ってる我が家の床よりは清潔、と言えなくもないし。あと、私の靴下もね(おい

そして、そのスタッフに、「宜しければどうぞ。お店の人は食べたことが無かったりしてね」とクルミッ子を1個差しあげた。もちろん、辞退はされたけど、「気にしなくて大丈夫ですよ」と渡した。恐縮してたけどね。

もう一つの善行、こちらは大変だった。いつも Jonathan's のモーニングでご一緒している高齢婦人、いつもの歩行補助機に掴まって施設の前の横断歩道を渡ろうとしていた。厳密には、横断歩道の渡り口の5mほど手前。横断歩道の渡り口まで移動するのにも30分は掛かるだろう。寄って行って、「〇さん、こんにちは。一緒に渡りましょうか?」と声を掛けると、「大丈夫だけどね」と言いつつも拒否はしなかった。それで、「この歩行補助機には椅子が付いてますよね。そこに座ってください。リュックは私が背負います」と言ったんだけど、なかなか椅子を出して座ろうとしない。半ば強引に椅子を出して座らせたのだが、そこまでで20分も経過。歩行補助機に掴まって自分だけで横断歩道を渡ったなら1時間でも無理だと思う。

座らせたのはいいけど、車椅子ではないから4つの車輪の直径が全て15cmほど。なので、重い重い💧

どうにか横断歩道を一回の信号で渡ることができたが、歩道との間に段差がある。たかだか3cmほどの段差だが、車輪の大きさとの対比では凄く高い段差だし、だいいち、高齢婦人の体重が乗っているからとにかく重い。途方に暮れていたら、年配の男性が「手伝いましょうか?」と声を掛けてくれて、助かった。

どうにか施設の入口に辿り着いて、中に入って、私はお役御免になったが、30分以上は掛かってるな。

これ、私が言うのもナンだけど、その場に顔見知りの私がいなかったらどうなっていただろうか、と思う。それにしても疲れた。私も73歳だもん、私自身が「明日は我が身」っていうくらいの歳だもんなあ・・・💦

posted by poohpapa at 07:51| Comment(2) | TrackBack(0) | プライベート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする