この時期になると、何枚かの喪中葉書が必ず届く。
だが、正直、貰って不愉快になる喪中葉書もある。
文面に、どなたが亡くなったのか書いてなかったり、ずい分前、例えば春先に亡くなっているのに喪中葉書が年末ギリギリに届いたりする。そうすると、こちらは既に投函していたり、投函してないまでも、印刷済みということもある。細かいことを言うようだが手間も費用も掛かるから少なからず迷惑でもある。
私は喪中葉書が届いたなら、出来る限りお悔やみの電話を入れるようにしている。だが、誰が亡くなったか書いてないと電話し辛い。
また、年末ギリギリで喪中葉書を出すくらいなら、出さずに、来てしまった年賀状に返信を書いたほうが礼に適っているのでは、と思う。
稀に法人から喪中葉書が届くこともあるが、例え個人経営であっても、法人が喪中を理由に「年賀状を辞退する」必要は無いだろう。
大晦日まであと10日、この先もまだ何枚か「遅きに失する」喪中葉書が届くに違いない。