先日、遠出をした帰り道、東京駅から中央線の特別快速に一電車見送って並んで座った。
1時間やそこいら立っていることは何てことはないのだが、ここんとこの睡眠不足で、座って寝て帰りたかったのである。
首尾よく一番端っこの席に座ったが、発車する寸前、2歳くらいの男の子を連れた若い夫婦が飛び乗ってきて私の前に立った。最初は父親が抱いていたが、神田に着く前に下に降ろすと、子供は「待ってました」とばかりに動き回る。挙句に、私の向こう脛を思い切り蹴飛ばした。痛かったが、父親も丁寧に侘びを言ってくれるし、そのこと自体は大したことではない。
それくらいの子供を抱っこしている親がいれば本来なら私は席を譲るのだが、なんせ「乗ってきたのが東京駅」である。どこで降りるかは知らないが、座りたければ(座るつもりなら)自分たちも並んでいただろう。だが、座るつもりはなくても、自分がそういう状況で立っていたら前で座っている人を悩ませることにはなる。途中から乗ってきた他の乗客は、私のことを「冷たいオヤジ」と思うかも知れないし。
東京駅から乗ってきた相手に「どうぞ」と譲りたくはないが、もしそう声を掛けたとして、「いえ、直ぐ降りますから」と辞退されたとしても他の乗客には私が譲って辞退されたのかどうかなんて判らないし、一駅ごとに「どうぞ」「結構です」を繰り返すワケにもいかない。
せっかく一電車遅らせて並んで座ったのである。どのみち寝るつもりだったし、しかたなく目だけ閉じることにしたのだが・・・、どうも落ち着かない。四谷くらいまでは狸寝入りをして、時折その親子連れと周囲の反応を見ることにした。
父親は混んできたからか再び子供を抱っこしている。周りの人には私の体調や睡眠不足など判るハズもないし関係ない。それは辛い。
四谷を過ぎると、私は深い睡眠に入り、中野を出て一度目が覚めた時にはもう親子連れはいなかった。新宿か中野で降りたのであろう。その後、私は立川に着く直前まで爆睡してしまった。
本人たちからすれば、それくらいは抱っこしていても平気なのかも知れないが、周りが気を遣わされることもある。急ぎでないなら、並んで座ってくれたら有り難い。
その昔、やはり中央線の東京駅で帰宅ラッシュの時間帯に並んで座ったら、発車間際に80歳くらいのお年寄りを連れた若夫婦が乗り込んできて私の前に立った。さっきも書いたが、他の人にはお年寄りがどこから乗ってきたのか判らないから、席を譲らない私がマナー違反にされてしまう。仕方なく席を譲った。泣きたい気持ちだった。
その家族は西荻窪で降りたが、私はもう座る気はなくなっていて、結局、武蔵境まで立って帰った。「今日はついてない」と思った。
始発の東京駅から乗るなら、2〜3分も待てば次の電車が来るのだから、人様の善意を当てにせず自分たちも並ぶべきであろう。途中から乗ってきたならどんなに疲れていても快く代わるのだが。
以前ある家主さんにその話をしたら、「人がいいですね。私なら絶対にその状況では譲りませんよ」と笑われた。私は小心者なんだろう。
私は、気分がいいときに目の前にお爺さん・お婆さんが
立っていたら席をゆずる時があるくらいです。
おじさん(スミマセン)の行動に興味を持って監視してる人は、
あまりいないと思いますよ。
私も、綺麗な女性には目が向きますが、
おじさんはどうでもいいです。(;^_^A
若い頃から、お年寄りや小さなお子さん連れの人には必ず席を譲るようにしていまして、というか50歳を過ぎるまでは席が空いてても、よほど疲れてない限り座りませんでした。
うちのは私より一回り以上も若いのですが、席が一つしか空いてなければうちのに掛けさせてしまいます。
時おり、お譲りした人から丁寧にお礼を言われたり、降りる際に再度お礼を言われると「譲ってよかった。今日は気分良く過ごせそう」と嬉しくなったりします。
譲るほう、譲られるほう、お互いの気配りや優しさが感じられたなら、それだけのことで幸せな気分に浸れるのですがね〜(*^^)v
私も基本的には席は譲りますが(というか気にするので座らないことが多いですけど)、寝ていて気付かないことも多いです。
個人的には席を譲った時には、座りたくなくても座っていただけたら、気拙い思いをしなくてすむのでありがたいのですが、たまに断られますよね。
人相が悪いのかな・・・愛想はないですけど。
僕はまだ年齢が30歳なので、譲る立場ですね^_^;」人間ですから体調が悪い時もあります。
本当にしんどい時は「今日は風邪でダウンしております。今日は席を譲れません。」とでも額に貼っておきたいとも思います(-_-;)
電車に乗っても人に気を遣うのは・・・と思うので出来る限り席には座りませんね。
ただ年齢に関係なく席を譲る人は案外少ないと思いますよ〜。
譲って辞退されると辛いモンがありますね。これも、他人からは譲ったかどうか判りませんし。ま、受ける気がないなら座席の前でつり革にぶら下がったりしないでくれると有り難いですが。でも、ドア付近で何にも掴まらずに立っていることも出来ないでしょうけど。
以前、席をお譲りしたご老人が降りる時、こちらを見やって再び会釈してくれたことがあります。それは嬉しかったですね。
最後は「ハート」なんですね。人の心なんて、そんな些細なことで明るくも暗くもなりますもんね。
私はけっこう若い人がお年寄りに席を譲るのを見ますよ〜(^^ゞ
私なんか最近まで、離れたところで立っているお年寄りとか子供連れの方が目の前の若者から席を譲ってもらえなかったりすると、「こっちを向いてくれ」としばらく見ていたりしました。視線が合えば、目で合図したり手招きしたりすることもありました。
お互い様なんですよ。老いは自分も通る道だし。
でも、譲られる側のマナーというものも、私は大切だと思いますね。
私は、シルバーシートに座る方ならいつでも席を譲ります
あと、シルバーシートには絶対に座りません
でも、過去に一度だけ全治六ヶ月の大怪我をした時、堂々と座りました
そんなときでも自分の前に譲るべき人がいれば、杖のままでも立っていましたよ
男である以上どんなハンディもただの言い訳です!
子供たちにも私の目の前では絶対にシルバーシートだけは座らせません
これは、もう意地ですね!
きっとじいさんになって、席を譲られたら怒るタイプだと自分でも思います
シルバーシート・・・、あれは無いほうがいいもの、ですね。だって、交通機関の座席なんて、基本的に全部シルバーシートですもん。なまじ、そんなものがあるから「年寄りはあっちに行けばいい」みたいになっちゃうんですよね。
私も、シルバーシートには絶対に座りません。どんなに疲れていて、そこしか空いてなくても、嫌ですね。うちの子供たちも座らないと思います。
それにしても、大怪我して松葉杖ついてても譲る、って・・・、譲られたほうも困惑したかも知れませんよ(^^ゞ
うわー、何だかpoohpapaさんが代弁してくださったようで妙にすっきりしました(笑)
まったく同じ状況を何度か経験し…、疲れてる時や具合が悪い時だから余計「んもー!」って感じになるんです。
それにしても、2〜3分で次の電車が来るのは羨ましいですね〜。
こっちはラッシュ時でも10分間隔ですから。
東京では、中央線も山手線も、ラッシュ時には2〜3分間隔で次の電車がきますので、上京して直ぐの頃は本当に驚きました。落語のネタではありませんが、「なら山手線はエンドレスにして全部つなげてしまえばいいのに」、と思ったくらいです。
ラッシュ時で10分間隔ならソラさんのお住まいの地域はマシなほうで、うちの田舎は20分に1本でしたよ、ラッシュ時でも^_^;
若い頃は「自分が座っていて、目の前に立った人が席を譲るべき年齢の人かどうか悩むのが嫌」で、空席があっても座りませんでした。
以前、読売新聞の投書欄に、シルバーシートに関する意見を送って、採用されたことがあります。今回の記事を凝縮した内容でした。
たぶん、言わないだけで誰の思いも一緒なのかも知れませんね。
いつも有り難うございます。
座らない訳にもいかないので・・・
立っているだけなら膝が痛いという訳でもなく、いたって健康的な十代だったので、片足で立っていることに何の不自由もなく、座ると足を延ばさないといけないので(がっちがちにテーピングして固定具で固められているんですよね。)、非常に迷惑な状態に・・・ちょっと涙目でした。
ラッシュ・アワーを避けて、ドアの側に立ってたのに。
そういえば、最近、シルバーシートに平気で座る人、増えたと思いません?
優先だろうがなんだろうが全く気にせず普通の席と同様にどっかと座り、譲りもしないどころか下手すると荷物まで座席上に置いて、あろうことか携帯をちくちくいじくってたりする人、よく目にするんですよね。
昔は後で譲ることになるのもいやだから、他に席があればそっちに座るって人の方が多かったと思うけど、あの人たち、全然関係ないんですよ。
で、意外なのが譲れと言われりゃあっさり譲ることなんですけどね。もちろん、言われなかったら自分で譲るってこともありませんが。
ちなみに、優先席で年寄り目の前に知らんぷりしている若者に一喝し、譲らせたことがありますが、なぜかその後周りの人に自分が遠巻きにされてしまいました。込み合う電車内で自分の周り半径1mだけガラガラ。ひどいや。
相手は善意でも、譲ってくれないほうが有り難いことって有りますよね。ましてや、ドア側に立っていたのにわざわざ、というのでは、そりゃあ泣きたくなったでしょう(*^^)v
あと、傍目には健康体にしか見えないケース、例えば透析を受けていたり、重度の内臓疾患だったり、手術して退院直後だったりとか。
まさかに札をぶら下げるワケにもいかず、そういう場合に、他の人から「若いのにお年寄りに席を譲らない」、などと誤解されたりすることもあるでしょうね。
女性専用車を作るくらいなら、昼間に、お年寄りや病気療養中の方、小さな子供連れ専用の車両を作った方が有意義かも知れませんね。
凄い正義漢ですね、それ、本当に立派だと思います。でも、一大決心して行動したのに、何もしないで傍観者を決め込んでいた周りの乗客から白い目で見られたりしたら堪りませんね。
親方が仰るように、最近はシルバーシートが一般の座席と同化してしまっていて、若い人が最初から座っているケースがけっこうありますが、「年寄りが来たら代わる(つもり)なんだからイイじゃないか」というのは間違いだと思います。
お年寄りだって「代わってくれ」とは言いにくいものでしょうし、そういう奴に限って知らん顔をしてたりしますから、若くて健康な人は最初から座らない、座らせないのが一番です。
私は間もなく57歳ですが、あと10年もすれば「どうぞ」と譲られる立場になるんでしょうね・・・、ああ、嫌だ嫌だ^_^;