うちのコピー機のメンテナンスを担当していた技術者である。
「していた」というのは、私が最近「契約解除」したからだ。
メーカーは、利益率が異常に高いあのキ◎ノンである。コピーをリースで導入した時にメンテナンス契約も抱き合わせでくっついてきた。
と言っても、3ヶ月に一度やってきてチョコチョコと掃除をし、カウンターの数字をチェックしていくだけのことで、それだけで8190円とられる。なんてことはない、さほど必要のない作業を受けることを強要されてメンテ部門の社員を養う補助をしているようなものだ。
で、私が何故「保守契約」を解除したかというと、
うちのコピー機は月300枚までは無料という契約内容だったが、それを超えると1枚あたり8円が加算されることになっていて、うちの場合は均せばちょうど月300枚くらいのコピー量になる。それでも月によって凸凹するし、2月3月は多く夏場は少ない。年間を通せば、月平均300枚で収まるから、4月以降はあまりコピーを取らないのに2月3月でドーンと請求されるのは辛いものがあった。
今までの担当者は「ああ、いいですよ」と理解してくれて、3ヶ月ごとに900枚としてくれていたのだが、担当者が代わってから全く融通が利かなくなった。
或る日、いつもより1週間早くメンテナンスに来て、カウンターの数字をそのまま記録しようとしたので、「そのままの数字を記入するなら、きっちり3ヶ月ごとに来なよ。今日来るのが判っていれば900枚になるようにコピーを取っておいたんだから。1週間早く来るなら900枚で記録しといてよ」、と言うと、
「いちいちそんなこと構ってられないんですよ」、と拒絶する。
物事には「言いよう」というものがある。客に向かってその口の利き方はないものだろう。
で、「なら1週間後に出直しておいで」、と言うと顔色が変わった。
それで、「メンテナンスと言っても何もやってないワケで、それで3ヶ月に一度8190円+αを払わせられるなら契約解除するよ」と言うと「ああそうですか。じゃあそうしましょうね」とコピー機のメンテナンス契約シールを乱暴に剥して帰ってしまった。うちのコピー機にはその時の痕がまだ残っている。向こうも相当気が短い。
担当者は自分の都合だけで動いていて、客の都合には合わせようとしてくれないのだから、そんな会社とはもう付き合えない。自分が会社を代表している、という意識は全く無いようだ。
私は元々、キ◎ノンも(中国シフトの)御手洗会長も好きではない。
行き交う時に目が合えば「よう!」くらいは言おうと思ったが、ソッポを向かれたなら仕方ない。ま、よほど嫌われているんだろう(*^^)v
うちが次にコピー機を導入する時は絶対にキ◎ノンの目は無い

少なくとも、向こうは「そうしてくれ」と言っているようなものだ。
自分ならその上にねじ込んで、詫び入れさせて何かもらうところまでやってから解除するのに。
なぜって?
私が情報管理の担当者(部門は違うけど零細企業なので兼用)で、キヤ◎ンの営業マンが気に入らないから。
出先にいるのに携帯に”直ぐ”折り返してくれ、なんて連絡を貰うと絶句します。
えぇっと、うちが客なんですけど・・・・
本音を言うと、価格競合のために残しておきたかった企業だったんですが、私が勤務している間は、もうキヤ◎ンはないですね。
うちはこれを結んでもらっている立場なので・・・
うちの場合これは顧客も保険と思っています
掛け捨て保険です
ですから、リスクと金額とその他・・・を比較して、必要ならばメンテナンス契約を結べばいいと思います
メンテナンス契約(保守契約)と言っても様々で
・年間契約
・短期
・スポット
etc・・・
メンテナンス契約を結んでくれる顧客に対しては、
サポートの人員を割り当てます
また、契約のレベルに合わせた保守部品や機材も
用意します
この維持費は結構馬鹿になりません
スポット(オンコール)の場合、故障機器の代替などは基本的に出しません
部品も故障の内容に応じてメーカに発注をしますので対応にはそれなりの時間が掛かります
費用も、割高になります
これが年間保守になると、故障の連絡を受けると直ぐに代替機をセットアップ(顧客の使用にカスタマイズ)して対応します
費用は、契約範囲内なら当然無償です
私がメンテナンス契約の無い顧客に対応したら、半日で10数万の請求になると思います(行くだけで)
1時間止まったら数百万の損失・・・となれば、多少の保険は必要経費となる世界もあります
メンテナンス契約のことは、悪いとは思いませんが・・・
営業の態度は、最低です
まぁ利益を上げるためには仕方ないのかも知れませんが、プリンター業界のビジネスモデルはどうも好きになれません。ちなみにうちのはキ◎ノンでは無くエ◎ソンのOEM機です。
あ、「ねじ込んで、詫び入れさせて何かもらうところまでやってから解除する」・・・、その手があったか・・・(爆)
ま、前の担当者がよくしてくれてましたし、まさかに、こっちの都合で「担当者を替えろ」とも言えませんしね。
そっか・・・、その手があったか・・・(*^^)v
それって、その会社から納入する気が無くても、「相みつ」を取るためだけに利用する、というのはアリだと思いますね。もちろん、フェアなやり方とは言えませんし陰険ではありますが。
引越しの見積もりとかでもよくありますよね。
私は、いつか日産自動車で、営業所も担当者も狙い撃ちしてやってやろう、などと考えていますよ。
はい、私は「根に持つタイプ」なので(爆)
うちは、何かあったら補修費にン百万、なんて会社ではありませんので、壊れた時だけメーカーを呼ぶ、修理代を払う、というほうが得なんだと解かっています。
生命保険なんかもそうですが、保険金を払ったと思って自分で積み立てたほうが得ですもんね。投資による損失は別にして、保険会社の経営が成り立つのですから、「ほとんどの顧客は損をする」のが現実で、顧客は「(確率が低い)万一に備えているだけ」ですよね(*^^)v
そもそもリース契約を結ぶ段階でメンテナンス契約がセットになっていて、「メンテナンスは要らない」とは言えない、つまり抱き合わせ販売みたいなものでして、うちも5年のリース期間が終了して買い取ったからこそメンテ契約を切れたんですけど。
リース期間終了後、一方的に「この後はメンテ料を値上げします」と言ってきたので、クレームを入れたら「では、今までどおりで結構です」になりました。最初からそうしろよ、という話ですね。
ま、どこも同じでしょうけど、とくにキ◎ノンは殿様商売をしているような気がして好きではありません。
2万のプリンターの部品交換費用が5万・・・、パロディですね(*^^)v
でも、修理技術者が頑張ってくれて良かったですね。
うちは、今のコピー機がダメになったらビジネス用の複合機にしようかと考えています。ただし、B4をB5に縮小してコピーする必要がありまして、複合機には縮小機能が無いみたいですね。
コピー機より複合機のほうが圧倒的に安くていいのですが。だいいち、メンテナンス契約も抱き合わせで付いてきませんし(*^^)v
これは参考になりますね、有り難うございます。
今から30年ほど前、クラシックギターの楽譜をいくつかのメーカーのコピー機でコピーしてみたら、当時はキ◎ノンが一番キレイでした。
コントラストがハッキリしていて、無地の部分に余計なシミが無くダントツでした。うちは当初は人から譲り受けたゼロ◎クスのコピー機を使っていまして、壊れたらキ◎ノン、と思っていて、そうしたのですが・・・。機械そのものには文句はありませんが、社員教育は大事ですね。
それにしても、ゼロ◎クスだけが技術担当者を連れてこなくて、それでいて作業時間も短く的確、というなら、もう勝負あり、ですね。
先々、複合機を諦めるなら、ゼロ◎クスで検討するかも、です。
情報、有り難うございます。