2009年02月05日

丸くは収まらない「音のトラブル」

私が「腎臓が痛い」と騒いでいた数日の間の話。先日の「鍵を取りに会社に行かされた」前の日の夜のこと。

11時過ぎ、横になっていると携帯が鳴る。

出ると、以前も「隣の部屋の人がうるさい」と相談してきた女性であった。ここ半年ほどはクレームが無かったので落ち着いているものとばかり思っていたのだが・・・。

前回、隣の住人に店まで来てもらい、話を伺った上で注意してくれるようお願いし、それ以降は割りと静かだった、とのことだが、それでも苦情の主に言わせれば「我慢をしていた」とのこと。電話してきた今現在やはり彼氏が来ていて話し声が聞こえてくるのだとか。

30分ほど「どれだけ苦痛か」を私に訴えていたが、話すだけ話して気持ちが落ち着いたのか、最初は「もうこの部屋を出て行く」と言っていたが、「もう少し我慢してみます」とのこと。

それから数日して、彼女の申し込みを入れてきた不動産会社の女性社長から電話があり、「お客様が今、当社にみえていて相談を受けています。当社としてもお部屋を紹介した責任がありますので、何とかして頂けないか」、とのこと。そこまでは「ご尤も」ではあった。

問題は、相談内容が「音に関するもの」であって、「どこまでが我慢の範疇なのか」「どこからマナー違反になるのか」という境界がハッキリしないこと、である。苦情の対象である隣室の入居者に店に来てもらって話し合って以降、その入居者は気にして「欝」になっていたようだ。隣室の入居者のお母さんからは逆に相談を受けていた。

不動産会社の社長に「音の問題は難しいものがありますので、また家主さんと対応を相談してみます」と言うと、社長は声を荒げた。

「うちのお客さんは今困っているんですよ。直ぐに対応してくれないんですか?。じゃ、我慢しろ、と言うんですか!?。そもそも単身者向けアパートの女性の部屋に男が出入りしてていいんですか?」

そう言われれば「そのとおり」だが、管理会社といえども、よほどのことがない限り入居者の私生活にまで立ち入ることは出来ない。

つまり「(親も公認している)彼氏を部屋に入れるな」とは言えない。いちおうは柔らかく「彼の部屋とか外で会えないものなの?」と訊いたが、事情が有って難しいようだった。仮に彼氏が泊まっていったとして、それが判っていても、契約書で規約を定めてない以上は入居者の良識に任せるしかなく、よほどの不都合が生じなければ「泊めるな」とまでは言えない。ある程度は黙認するようになる。

今回のケースでは「限度を超えているかどうか」は微妙である。というか、イエローカードまではいかないグレーゾーンの中、であろう。

元付業者も、まあ、お客さん本人を前にして強く抗議しなければならなかったんだろうが、同じ商売をしているなら「音の問題」がどれだけ難しいことか解かっているハズである。感情的になられても困る。

家主さん(女性)に電話をして話し合い、今度我慢できない音や話し声が聞こえてきたなら、夜中の2時3時でも家主さんに電話をしてもらい実際の音を聞いて頂くことにした。私が連絡を受けて出かけるとしたら到着まで30分は掛かる。家主さんは直ぐ近所にお住まいだし、何と言っても一人暮らしの女性の部屋である。それに今の私には夜中に起こされて呼び出されるのはキツイものがある。

以前、そのアパートでストーカー騒ぎがあった時、私は夜中の1時半に駆けつけて家主さんと現場でもお会いしていたから、「逃げたな」と思われることはないだろう。

ところで、その隣人の反対側にも部屋があって、同じように壁一枚で仕切られているのだが、そちらの入居者は「聞こえてはきますが気になりません」、とのこと。これが「私も気になってます」、というなら「概ねクロ」と断定できそうだが、それで私も家主さんも悩んでいる。

「もう我慢できない」と訴える住人と、「それほどでもない」と言う反対側の住人と、「それなりに最近は気を使っていて、苦情があって以降は心療内科の治療も受けることになった」という住人・・・。

「誰が正しい」とか「悪い」とか、「もっと注意してくれ」とか「我慢しろ」とか、そんなことは簡単には言えない。「自分は被害者」と思っている人が逆に、或る意味「加害者」、という可能性だってあるのだし。

深夜の音や話し声でも、或る人には「我慢できないもの」であったり或る人には「問題なく許容の範疇」であったりする。

被害を訴えている入居者も、ずっと苦情を言い続けていたワケでもないから、「神経質なクレーマー」と決め付けることも出来ない。それぞれの職種や勤務状況とかも関係してくるだろうし、たぶんに「その時の気分や感情の波による部分が大きいのかも」、とは思う。

まあ少なくとも共同住宅に暮らすのであれば実家で暮らすより注意は必要だが、許容限度のハードルは低くする必要があるだろう。

「音のトラブル」は、音が出ている「まさにその時」に当事者同士で解決してもらうのが一番よいものだが、そう言ったなら「相談したのに管理会社は何もしてくれない」と言われてしまうのがオチである。

こういう話では「丸く収まる」なんて結果は滅多にない。


私は今、双方から信頼を失っている・・・。

posted by poohpapa at 05:00| Comment(8) | お客さん(入居者) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰してます
多分社会通念上状況などを考慮な範囲で言えば、シロでしょうね(お互い様)

気になったらもう駄目でしょう
人間の脳みそってそう言う風に出来ていますから
「聞こえない音が聞こえる」これは事実です。幻聴ではありません
聞こえない人は気付かないだけなんです

脳みそは耳から入ってくる音の内、自分が重要(意識した)音だけをより分けて聞くことが出来ます
それが意識にインプットされて、脳みそがそれを覚えてしまうともう手の打ち用がありません
それが繰り返され、脳はその音を不快と認識して記憶すると、もう完全に条件付けされてしまいます

パブロフの犬状態です

解決策(案)

被害者側の部屋の壁に、非常に優れた防音材と言って何か板を貼ります(9mm位の石膏ボードか、安価な防音材)
これで、被害者の意識に安心感を植え付ければ情況は好転すると思います

嘘を本当と信じ込ませる事ができれば良い訳です
過去の不快な記憶を、嘘の情報で隠してしまえば、信じる物は救われます
Posted by しんのすけ(隠れビアンコファン) at 2009年02月05日 11:35
しんのすけさん、こんにちは

不思議なもので、一昨日と昨日、しんのすけさんのことが頭に浮かんでました。私の場合、そういう「虫の知らせ」みたいなことがよくあります。いつもそれから数日のうちに連絡が入ったりします(怖っ!)

ところで、電車の線路際に住む人が、暮らしているうちに「電車の音だけ消えてしまう」というのはそういうことなんですね。

実は、このアパートは元々「音大生」専用のアパートでして、いちおう「ピアノ等の楽器可」のアパートなんです。したがって、完全ではありませんが防音設備にはなっています。それでも、家主さんは「隣室との境に防音ボードを貼りましょうか」と言ってくれております。

ただ、「音が気になる」だけでなくて、むしろ「人が気に入らない」のであれば「それで収まる」とは思えませんし余計な出費になるだけですから、家主さんとしても踏み切れないでいます。

逆に言えば「ここまでやったんだから我慢してくれ」になってしまうのも不本意です。防音ボードを貼ったことを隣室の入居者が知ってしまったら、それはそれで傷付くものでしょうしね。

そうそう、「隠れビアンコファン」なんかでなく、堂々とファンでいてくださいまし(*^^)v
Posted by poohpapa at 2009年02月05日 13:14
うーん、我が家も騒音に悩まされてるので。うちの管理会社は、我が家に来て音の確認とかしてくれません。相手が中国人なので中国語で手紙を出してくれたんですが、その部屋の郵便受けは溢れている状態。「せっかく出して頂いたお手紙も読んでないかと。」と伝えると「あなたは郵便受け覗いたんですか?次は宅配便で文書を出しますからそれでいいですか。」と言って現地に来て確認する気もなく。今は騒音+管理会社の対応にがっかりしてます。私達が神経質なだけなんだろうか?と悩んだりもしましたが、天井がビリビリ言うほどの足音や外まで聞こえるHや喧嘩の声。
神経質なのかなぁ。papaさんとこの方はどちらも思い込みが強いというか、気持ちの切り替えが上手く出来ないのかなぁなんて思いました。騒音を訴えた方も、以前より静かになったら妥協してもよさそうだし、言われた方も鬱になるくらい気にするなら最初から周りに配慮してもいいような…。
よい着地点が見つかりますよう、お祈りいたしますm(_ _)m
長文になりましてすみませんでした。
Posted by まま at 2009年02月05日 19:20
ままさん、こんばんは

音の確認・・・、いろんな入居者さんの部屋に何度も行きましたよ〜。
行かされた、呼びつけられた、というのが正しいのでしょうね、それも夜中に、です。こういうトラブル、昼間は起きませんもんね。

たいていは「直ぐ来てくれ」、で、飛んで行くと「さっきはこんなもんじゃなかった」って・・・^_^;

ままさん宅のケース、相手が中国人では管理会社もお手上げでしょうね。中国人は声も大きいし、とにかく、人のことは考えませんから。

というか、ハナから入れるなよ、って思いますが。

音のクレームがあった時、管理会社としては、間違ってもクレーム主から「こっちが神経質だと思われてるんじゃ」と思われないようにしないといけなくて、けっこう気を遣います。互いに「自分の言い分を解かってくれるか」「どっちの肩を持つか」と、猜疑心が強くなってますので。

「音のトラブル」は、実は、どちらかが入居してきた時点、つまり「未だ音を出してない時」から始まっていたりします。例えば、「引っ越してきた時に挨拶に来なかった」とか、ですね。

最初は「ちょっとしたボタンの掛け違い」程度のことから始まったりします。話していて判る時があります。ま、判っても言えませんけどね。

そうそう、ままさんのコメント、全然長文なんかではありませんよ〜。

どうぞお気遣いなく(*^^)v
Posted by poohpapa at 2009年02月05日 21:20
本当に頭の痛い問題ですよね。。。
私は性格的にズボラなのか、多分そう言うのはあまり気にならないほうなので・・・

「隣の人がうるさい」って言ってくる入居者がいると、その人が神経質すぎるんじゃないか?って思ってしまいます。

本当に耐え難いほどうるさいのであれば他の部屋からも苦情が来そうなものですからねぇ・・・

私はとりあえず、他の部屋の人に状況を確認して耐え難いほど酷いという声が聞こえない限りは全部屋に「夜は静かにしましょう」っていった類の文書を投函するだけでそれ以上の事はしないことにしてます。

ソレもちょっと無責任かな〜とも思うんですが、やっぱり程度の問題は難しいですからね。一応他の入居者に意見を聞いたうえで多数決ということにしてます。

でも正直・・・

うるさいって言ってくる人が神経質な場合が多い気がしますorz
Posted by はなくろ at 2009年02月06日 16:51
はなくろさん、こんばんは

音の問題は「ビシッ」と線引きできないのがネックですね。「はい、ここまででアウト!」って言えないですもん。

今回のケースでは、反対側の隣室の人が「気にならない」と言っていることからも、クレームの対象者に「もっと気を付けて」とは言えないように思います。下の部屋の人からも苦情は来ていませんし。

トラブっているのは、「音」で、ではなく、「人」で、のような気がします。「何が」でなく「誰が」気に入らない、ってことですね。

「音」だけが原因なら解決も容易ですが、「人」が根本的な原因になっていると、まず解決は難しいものでしょう。

嫌いな人を「好きになれ」と言っても出来ませんよね。管理会社はそういうのを探ることも必要ですね。駄目そうなら投げちゃったりして^_^;

クレーム、言うほうも受けるほうもキツイでしょうけど、管理会社の社員のストレスは2倍、になりますね。解かって欲しいなあ・・・。


Posted by poohpapa at 2009年02月06日 20:38
あっ付け加えると上の中国人は、体格からして100kg超えかと。←プロレス好きの夫の目測
普通に歩いてもきついですが、彼女とじゃれあってんだか、部屋中走りまわられると相当な振動です。
次の更新まで中国人がいたら引越す事にしました。
いい物件があるといいなぁ(o^∀^o)
Posted by まま at 2009年02月07日 22:01
ままさん、こんばんは

そんなんで、ままさんのほうが引っ越す、なんてつまらないですね。

最初は他の入居者がいい人ばかりであっても、途中で嫌な人が入ってきたり、出て行ってくれたりするものですから、もう少し我慢・・・・・、出来ませんよね^_^;

その中国人が不法滞在一家だったりするといいのですが(*^^)v

Posted by poohpapa at 2009年02月07日 23:00
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]