実は、一人で営業してるので講習会にはあまり参加しないのだが、今回は「家賃滞納 解決&未然防止策」ということで、私の業務にも密接な関係が有りそうだったので。
内容的には、私が以前からこのサイトで繰り返し書いていることと概ね同じで、どの話もスンナリ納得がいくものだった。その中で、ちょっと面白い話があったのでご紹介を。これ、実際にあった話。
入居者の家賃滞納に手を焼いていた或る大家さんが、「もう滞納している家賃は払ってくれなくていいから出ていってくれ」、と言ったんだとか・・・。結局、裁判にまで進んで入居者(男)が主張するには、
「家賃を払わなくてもいい、というのは、家主が家賃を受け取る権利を放棄しただけの話で、単なる債権放棄であって、私はその申し出は受けます。それに対し、出ていってくれ、というのはお願いでしかないから、それに対しては、私は『嫌です』とお断りします。だから、このまま家賃を払わず住み続けてよいことになるハズ」
なるほど、筋は通って・・・
ねーじゃねえか、バカヤロー!
(「アントキの猪木」ふう)
それに対して裁判長は、
「もう滞納している家賃は払わなくていいから出ていってくれ」というのは「出ていってくれるなら滞納家賃は払わなくていい」という意味で言っている、と容易に推察できる。
との判断をして、裁判は、この悪質かつ非常識な住人の敗訴に。
こんな屁理屈を言っているのが「法律の専門家」ではなく、一般市民なんだというから驚きである。全く、嫌な時代になったものだ。
これ、裁判なんで、入居者が弁護士を立てなかったとも思えず、もし弁護士のアドバイスで「そう主張している」としたら最悪である。
だいたいが、「繋がっている一つの話を、前半と後半にチョン切って自分に都合よく別々に解釈しよう」などという了見が間違いである。
もしもの話、この男が思い焦がれている女性に高価な贈り物をして結婚を申し込んだとして、「贈り物は単なる贈与であるから私はお受けします。それに対し、結婚して欲しいというのは貴方の願望でしかないから私はお断りします」と言われたらどんな顔をするだろうか。
裁判長が常識的な判断の持ち主で良かった・・・、のではあるが、こういう入居者は私も経験している。その時は両親も息子も酷かった。
どういう育ち方をしたら「そんな屁理屈」を捏ね回す人間になることやら、親の顔が見たいものである。
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背後に原始的暴力を匂わせているんじゃないでしょうか。
無理を通せば引っ込んじゃうものもあるので・・・ゴネ得。
そういえば、竹島なんて。
はい、率直に言って、こういう問題を、労働組合に組合員が相談すると「こんな展開」になっていくことがあります。私もそういう「屁理屈」に辟易したことがあります。
仮に、そのまま「男の主張」が通ったとしても、この男が幸せな人生を送れるとは思えませんね。どこかで強烈な「しっぺ返し」を喰らうものでしょう。
それにしても、誰かがアドバイスした結果がその判決なら、アドバイスした人間の立場は微妙になるでしょうね(*^^)v
そう言えば、確か道路特定財源の一般財源化について、官僚が文章を作った時、最初は句読点が付いていなかったのに、再度出してきた文章には句読点が付いていて、前後の文章を分断してたような記憶があります。
その文章を見て、元官僚のコメンテーターが、それは官僚がよく使う、骨抜きにし抜け穴を造る手段だと言ってました。
その男と日本国の官僚が同レベルとは、思いたくないです。
こんにちは。
すごい人が次々と出てきますねぇ(笑
飲み仲間と負け〇の遠吠え同士で屁理屈こねて鬱憤晴らす事は確かにありますけど(こら)、あくまでも冗談。
裁判で臆面もなく堂々と言うとは・・・
それにしても
>もしもの話、この男が思い焦がれている女性に〜
私はこちらが受けました(笑
凄腕?のホステスさんやキャバクラ嬢は高価な品をプレゼントでおねだりする時に、複数のお客様に同じものを願うそうです。
一つだけ身に着け、後は売っぱらうとか(笑
で、くれたお客様皆に「ちゃんと”あなたの”大事にしてるわよ」だそうです。
いやいや・・・
皆考えてますね!(違う
話がそれました。ごめんなさい。
弁護士がソレを言うように指示したんだとしたらソレも恐ろしいですね。私が弁護士なら絶対にそんな依頼、引き受けませんけどね(笑)
景気が悪いのでコレからもどんどん状況が悪くなりそうでいやな感じです(涙)
保証会社が必要以上に圧力をかけて滞納者を追い出すというものでした。
オーナーさんも同様の行為をしていました^_^;」(怖かった・・・)
ひどい業者もいましたが、悪まで滞納ありきの話です。
滞納したくてしている訳ではないかもしれませんが、滞納者を保護しているような放送でなんとなくスッキリしませんでした。
1,2ヶ月の滞納なのか長期滞納しているかが説明されていなかったからだと思いますが。
久しぶりにモニターの前で爆笑しました(≧▽≦)ノ 逆にここまで凝った言い方する女性はおもしろいかも(笑)
昔、漫画でみた旦那、妻、子供たちが全員弁護士だかなにかの家庭内の会話を思い出しました。旦那が何かを希望しても、ほとんど「前向きに善処します」と妻に言われて却下されるというような会話。
ま、世の中いろんなキチガイがいるわけで、人間を相手にする商売は大変ですねえ(苦笑)
実は、ですね、私は記事を一旦アップしてから、句読点や言い回しを一つの記事あたり平均して30回は訂正しております。
それくらい句読点の使い方は難しいものですよね。
例えば、「亡くなった弟のお嫁さんが」という文章も、このままでは亡くなったのが弟なのか嫁さんなのか判りません。前後の文章で判るとしても、その文章を読んだだけで判るほうが良いものでしょう。
「亡くなった弟の、お嫁さんが」とすれば、亡くなったのが弟と判りますし、「弟の亡くなったお嫁さんが」と順番を替えることでも判りやすくなりますよね。
官僚が句読点の位置をいじって別の意味にしたり解釈を変えさせる操作をしている、というのはよく解かりますし、可能性も大ですね。
ま、彼らは既得権を護る為なら何でもしますから(*^^)v
へ〜、そうなんですか・・・(*^^)v
ホストクラブのホストが、いろんなマダムから高級腕時計を贈られるので、ポケットに全部入れていて、客に合わせて(その客から贈られた)時計に着け替えている、という話は聞いたことがありますが、同じものをもらって一個だけ残して換金する、というほうが上手いやり方ですね。
それだったら間違えてしまう心配も無いし、着け替えの面倒も無いし、現金収入にも繋がるし、一石二鳥(数鳥)と言えますね。
でも、その話を聞いてしまったから、私は今度誰かに高級品を贈る時にはシリアルナンバーを控えて、後でチェックしよっと(セコ^_^;)
それにしても、彼らも進化してますね〜(爆)
実はですね、
「贈り物は単なる贈与であるから私はお受けします。それに対し、結婚して欲しいというのは貴方の願望でしかないから私はお断りします」
という女性は、ま、そこまで極端ではないにしても、悲しいかな「けっこういるもの」であります。
女性に貢ぐのもほどほどにしないと・・・(そういう問題じゃなかった^;)
<<私が弁護士なら絶対にそんな依頼、引き受けませんけどね(笑)
いえいえ、きっと引き受けると思いますよ〜、それが仕事ですから。
これ、たぶん弁護士も付いているでしょうし、弁護士が言わせた可能性も高いと思われます。もしそうだとすると、非常に腕の悪い弁護士か、クライアントのことなど考えていない弁護士、てことになります。
ま、いきなり飛び出した発言なら、弁護士は「こりゃ負けたワ」と思ったことでしょうね。
今までもこういう入居者はいましたし、これからも増えるでしょうね。
このサイトに「追い出し屋」という検索ワードで訪問している人がけっこういらっしゃったのですが、そういうことだったのですね。
テレビの特集なんかだと、「家主や家賃保証業者のほうが悪い」というスタンスになることが多くて不愉快ですよね。先ず誰が一番悪いか、と言えば、滞納している入居者なんですから。
たしかに「自力救済」は不法行為になることが多いのですが、悪質な入居者に日々悩まされている家主さんや管理会社は多いのですから、一方的に偏った立ち位置での番組制作はマスコミとして如何なものか、と思いますね。しかも、番組制作に丁寧な検証は不可欠です。
正直なところ、追い出し屋を応援したくなる思いも湧きますよね(*^^)v
ホント、こういう女性はけっこういるんですよ、それが(*^^)v
たいていは「いけ好かない男」に対する強烈なしっぺ返しなんでしょうけど。されたほうは堪りませんよね。
夕方のニュースの中の特集で「質屋客の人間模様」なんかをやっていて、二股三股かけてる女が「本命以外の男から贈られたブランド物のバッグ」なんかを質入している光景を見ますが、張り倒してやろか、と思ってしまいます。まあ、女はシタタカですね。
ところで、家族全員が弁護士の一家・・・、毎日が民事法廷で、息が詰まるものでしょうね。同様に、両親とも学校の先生、なんてのも良くないとか。夫婦で同じ仕事してるのは、理解しあえても弊害もまた多いものでしょうね。ま、うちのは「不動産屋を手伝う」などと間違っても言わないでしょうけど。