「お父さん、こないだ僕の友達が借りた部屋、畳を交換してもらえることになったよ」、とのこと。
その部屋は、前に管理していた不動産会社が「畳や襖の交換費用は入居者負担」であったことから、新会社に管理が移っても、家主さんの手前、直ちに「退去時の入居者負担は原則としてクリーニング費用のみ」とするワケにはいかず、「入居時に畳の表替えをしなくていいなら出る時に請求しないが、入居時に替えさせるなら出る時には負担してもらう」、という方針だった。
それも「どうかなあ」とは思った。何より、その部屋の畳は、前の前の入居者から替えていない。ならば、なぜ前の入居者には請求しなかったのか、或いは、出してもらったけど替えてないのか疑問だった。
それで、親しくしているその会社の社長に交渉したり、長男の友人に「畳の表替え費用は私が出していもいいよ」と伝えてあったのだが、結局は長男の友人が「そのままでいい」と言って、畳は替えないことになっていた。それが、「替えてくれた」、と言うのだが・・・、
長男は怒っていた。
「あの社長、酷いよ。畳を替えてくれたのは嬉しいんだけど、『あなたのお父さんがうるさく言うから替えることにしたから。出る時も負担しなくてもいいから』、って言うんだよ。普通は僕に(お父さんのことを)そんなふうに言わないものだよね」、と。
長男は、世の中をよく解かっている。そう、普通は言わない(*^^)v
それで、「社長は悪気は無いんだよ。今までの自分のやり方でいけば交換しないで済んだものを、俺が『それはおかしい』って譲らなかったから、それで文句の一つも言いたかったんじゃないの。お父さんは気にしてないから心配しなくていいよ」、と伝えた。
社長の性分はよく解かってるし今後の付き合いにも影響はない。同じことを言われても腹が立つ相手と何とも思わない相手がいるものだ。まあ、「もう少し言葉を選べばいいものを」、とは思うが(*^^)v
私からすれば畳代を負担しなくて済んだだけでも御の字である

人間、基本的には総論賛成のつもりでいても、ちょっとでも不満があれば文句や愚痴を言ってすっきりしたいもの。
でも、その一言が余計な一言になって、ボタンの掛け違いが起きますよね。コミュニケーションって、そういうところが難しい。
社長さんなら従業員も抱えていることでしょうから、そういうところの配慮を出来る人であって欲しいものですよね。
私も、「何が何でも取り替えてくれ」などとは言ってないのです。自分で費用負担するのも覚悟していましたし。なので、「取り替えてくれた」と聞いた時は驚きました。おそらくは、社長も、今後の私との付き合いに配慮してくれたんでしょう。
ただ、どうせ「することになる」(そうなる可能性がある)なら、最初から気持ち良くしたほうが効果的だとは思います。
でも、私も、似たような思いをすることはよくありますから、社長の気持ちは解かるので、陰でそんなことを言われていても直ちに怒ったりはしません。不動産屋はいろんな利害関係の間に入って大変なんです。互いに愚痴をこぼしたり、鬱憤をぶつけたくなることは日常茶飯事的に起きてますから(*^^)v
<どうせ「することになる」(そうなる可能性がある)なら、最初から気持ち良くしたほうが効果的
ホントにそうですね。
とても力強く、頷いてしまいました(笑)
それにしても。
私には、とてもじゃないけど、不動産屋は勤まりそうもありません( ̄Д ̄;)
ずっと続けられているpoohpapaさんを、尊敬してしまいます。
昔、“身を削ってお金をもらっている”と思ったバイトがありましたけど、
こうやって人と接する仕事は、まさにそうですよね。
たまに、いい人と知り合うと、ご褒美に感じそうですね。
良い事は直ぐに忘れ、酷い事は忘れない性格だからかもしれませんが^_^;」
今月末にもゴタゴタがありそうな退去が1件あります(T_T)
結論は既に決まっているのですが、その過程がなんとも長くなりそうです。
こんな時papaさんの手腕が羨ましく思えますよ〜^^
結果は同じでも、途中経過がスッタモンダしてたら、、、息子さんの気持ち解ります。
何より(親を悪く言われた)と感じたなら気分良い筈は無いから…
受け応えの冷たい感じがする、私のすぐ上の副隊長が、昨夕クレームを付けられ、
更に上の責任者と二人、一時間以上も謝罪させられて、
グッタリして帰りました。
何時も、その上司の応対を観ていて(この人は、人間嫌いなんだなぁ…)と感じていたけれど、
(遂に来た!)と(苦笑)
一蓮托生の私たちだから、ぞんざいな口利きの同僚や、短気な同僚の存在は命取りです。
パパ様の、人に対する洞察力、並びに応対は、いつも感嘆せずにいられません。
このブログを、世の不動産屋向けに纏めて出版しましょう
(^^)v 一冊1万円(爆)
色々と難しいですねぇ
私も家を借りている時は、
・大家の物は大家が直す
・でも、壊した物は私が直す
と言われましたよ
退去時の畳は、○イブルは問答無用で表替えです
最後に退去した時は、犬が掘ったところと、子供がクレヨンで落書きしたとこだけ表替えでした
嫁さんは今でも自慢しますが、退去時に敷金を引かれたことがないそうです
だから、結婚して初めての引っ越しでクリーニングとか、表替えとか…ひと月分くらい取られたのを聞いて<`ヘ´>でしたよ
わたしは、まぁいっか!でしたが…
最近景気はどうですか?
3月は引っ越しシーズンで、忙しいと聞きますが・・・
話変わりますが・・・
内装の仕事って、需要はありますか?
義弟が…良いやつでして…
不動産屋は誰でも勤まります。ただ、何事も上手くこなそう、と思うと難しい商売では有りますね。言ってみれば「仲介業」というより「仲裁業」であって、まさにサービス業なので、同じように努力しても「相手が満足してくれるか」は千差万別ですし。
kotakoさんは気配りできて、或る意味「のほほ〜ん」としてらっしゃるから、この商売にはとても向いている、と私は思いますよ。
すごく大らかで、それでいて気が短い一面もある、という人にはもう「ドンピシャで嵌る」職業ですよ。kotakoさん、違ってるかなあ(*^^)v
あ、私は「もの凄く気が長〜い一面」はあっても、あまり大らかな性格ではありませんが・・・。
<<たまに、いい人と知り合うと、ご褒美に感じそうですね。
全く仰るとおり、であります。それは、ブログやってても同じですね。
失礼な物言い、どうぞご容赦くださいね^_^;
<<何事もなくすんなりと事が運んだケースの方が少ないように感じます。
全く同感です。私も失敗談のほうが圧倒的に多いですし。
<<良い事は直ぐに忘れ、酷い事は忘れない性格だからかもしれませんが^_^;
私も、そういう性格です。ま、誰でもそうだとは思いますが・・・。
ところで、今月末の「トラブルが予想される退去の話」、私の失敗経験がお役に立つかも知れません。もし宜しければメールアドレスと適当なURLを記入してコメントなさってください。こちらからメールいたします。もしくは、私の会社か携帯に直接お電話して頂いてもかまいませんが。
「結論は既に決まっている」とのことですので、私なんかが出しゃばる幕ではない、とは存じますが。もし宜しければ、ということで^_^;
お待ちしています。
言葉、というものは難しいですね。昨日までは通っていた冗談が今日には通らなくなっている、なんて経験はたまにしますしね。
その時の、ほんの僅かな心のズレが取り返しのつかない亀裂になることもよくありますね。しかも何度同じ失敗をしても繰り返します。
私も、自分の言ってること、したことが、常に正しい、と思っているワケではありませんが、私以上に「自分は絶対間違ってない」と譲らない人間もいて、疲れます。って、愚痴でした、すみません^_^;
<<このブログを、世の不動産屋向けに纏めて出版しましょう(^^)v
一冊1万円(爆)
ダメですよ、一度出して「そんなに売れなかった」のですから(爆)
でもね、まともに私の失敗談だけを纏めて本にしたなら、けっこう役に立つ、とは思います。失敗は財産ですもんね。ブログに書いてるくらいだから、それで儲けようとは思っていませんが。
でも、もし出版して売るなら定価は3万くらい、ですね(オイオイ^_^;)
今年の2月3月は死んでますね。空室は出ますが、次が決まりません。出る人がいれば入る人もいそうなものですが、そんなことはありません。実家に帰ったり、この地域を希望する人が少なかったりで。
出る人がいれば内装の需要だけは発生します。ただし、「キレイにしたのに何故次が決まらないのか」と家主さんから言われてしまいます。
うちは私だけですからまだいいのですが、何人も従業員を抱えている中堅や大手の不動産会社は大変だと思いますね。これから年内だけでも不動産会社の大型中型倒産が続くことになると思いますね。
私は、一人でも二人でも「人を使っている」社長さんを尊敬します。
で、アドレスとURLはコメント欄に記載するのでしょうか?
疎いものですいません・・・教えて下さい。
URLは悪徳サイトのでもコピペして頂ければかまいませんよ。
いつでもどうぞ(^^ゞ
フリーメールですけど宜しくお願いしますm(__)m
了解しました。後ほどメールさせて頂きます。
で、私が「コメント欄に」と書いてしまったので、もろコメント欄に記入させてしまって相すみません。
「コメントを書く」の、お名前、メールアドレス、ホームページアドレス、の欄に、でした。そこにメアドとURLを両方入れてもらうと、アドレスが表示されずにSeesaaの管理画面で管理人にだけ分かる、というシステムになっています。説明不足ですみません。
では、後ほど。