チェックアウト前にアンケートに回答したので、そのお礼なのかな、と思って開封したら・・・、
ご 案 内
謹啓、時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度はホテルグランヴィア京都「五山送り火鑑賞宿泊プラン」に
お申込みを賜り、誠に有り難うございます。
誠に遅くなりましたが、厳正なる抽選の結果、ご当選となりましたので、ご案内申し上げます。
別紙には現在承っておりますご予約内容を記載しておりますので
お手数ではございますが、ご確認のほどお願い申し上げます。
なお、当「五山送り火鑑賞宿泊プラン」につきましては、抽選お申込みの際にご案内の通り、本年よりご昼食付きプランでのご用意とさせて頂いております。
ご不明な点などございましたら、ご遠慮なくお問い合わせ下さいませ。皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
謹白
ホテルグランヴィア京都
宿泊予約グループ
とあった???
どうやらタダではなく「その日に宿泊する権利」が当たっただけで、割引があるワケでもない。自分では応募した記憶も無かった。
しかも、内容を見れば、「五山送り火」の8月16日の前に2泊付いて3泊4日で予約もされている。普通なら当日だけが「権利の対象」になるハズで、3泊4日は私のいつものパターンだから、昨年宿泊した際に話をしたコンシェルジュの方がそこまで気を遣って応募してくれたのかな、くらいに思っていたが、徐々に記憶が甦ってきた。
そういえばコンシェルジュの方がこんな話をしてくれたような・・・、
「五山送り火は当ホテルの最上階もしくは一階下(デラックス以上)の客室の窓からだとベストポジションで鑑賞できるので、その日の予約は相当前から入れなければ取れません。もし来年も夏にお越しなら、今から予約しておかれては如何でしょう」
それで何となく「その日には来ないかも知れないけど、ま、申込みだけしておきましょうかね」と何か書いたような気が徐々にしてきた。
自分ではどう考えても「抽選に応募した」覚えは無いのだが、「超」が付くほどの一流ホテルが、いくらサービスが行き届いていると言ったって「客に無断で申し込んで予約をしてしまう」ワケがない。これはやはり「私が完全に忘却しているだけ」なんだろう。それにしても、全く記憶が飛んでいるのが我ながら気持ち悪い^_^;
とはいえ、せっかく「当たった」と言うのだから夏も行くことにした。
これがもしも今回のチェックアウトの時点で「どうしますか?」と訊かれたなら申し込んでなかったと思う。これは買物と似ている。空腹時に買物に行くとアレコレ買ってしまうが満腹で行けば買う量が減る。「予約しますか?」と訊かれたのが1年先の話だったので申し込んでおく気になったのかも知れない。今回のチェックアウト時は、私にとってまさに「満腹の状態」だったのだから。
ただし3泊ともデラックスルームに宿泊するのは経済的にキツイので、前の2泊は今回と同じスタンダードダブルに変更してもらった。
うちのに、「五山送り火の8月16日はあなたも一泊で合流しない?」と言うと、「急ぐ必要は無いだろうからゆっくり考えるよ」とのこと。
うちのにとっては「五山送り火」鑑賞より、ノルンと過ごす時間のほうが大切なんだろう。うちのの意志を尊重してあげよう
それにしても、それだけのことを思い出すのに二日も掛かった。
「老いは確実に迫っている」、と切実に感じた数日間だった
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母がぼけているとは言い切れないし、しかしぼけているかもしれないし。しかし自分がぼけ始めているかもしれないし・・・。あああ!!
昔から母には『私のほうが記憶力がよい!』と言われ続けてきたのだから私もそろそろかい。
それなりに順応して生活します。
仕方がないし・・・。(涙
これね、書面を読んだ時、先ず「応募してないよ」と思いました。で、その後、「待てよ、グランヴィアが勝手に申し込むワケがない、そのほうが確率が低いのだから、てことは、俺が申し込んでるのかも」、と思い直して、徐々に記憶の糸を辿っていって、少しずつ思い出しました^_^;
決め付けることの怖さ、というものを実感しました。でも、「待てよ」と他の可能性を考えられたのですから、ボケはともかく、柔軟性はまだ残っていた、ということで(*^^)v
お年寄りの記憶・・・、最近の出来事なら若い方の記憶が正確かも知れませんが、古い出来事なら、かえってお年寄りの記憶のほうが正しかったりしますね。何度も頭の中で反芻してますもんね。
ま、明らかにお母さんの記憶が間違っていても、大勢に影響なければ正す必要はないかも知れませんね。それも親孝行でしょうね。