先日シリーズで書いていた「最悪の連帯保証人」について、こんな動きがありました。新しいPCへのデータ移管やら再設定やらで少し更新を休むつもりでしたが・・・
実は、連帯保証人(勤務先)に配達証明付き内容証明、連帯保証人の夫(自宅)には手紙を出したのですが、内容証明は「受け取り拒否」ということで戻ってきました。まあ、そういう女です。
で、そうするとどうなるか、ですが、内容証明の受け取り拒否をしても「私は読まなかったから知らない」とは言えません。受け取ることが出来たのに受け取らなかったのですから、それで「どんな用件かは知らない」とは言えないのです(平成10年6月11日最高裁判例)
こちらは「配達証明付き」で出しているので、「拒否」したことが当方に通知され記録として残ります。なぜ受け取りを拒否するかと言えば、内容が解かっているからこそであって、当然に内容を把握していたと推察され、「届いていたもの」と認定されるようです。
実際これで裁判になった場合には、誠意ある態度で問題解決に臨んだとは思われないでしょう。浅はかの極みです。
受け取り拒否のケースだけでなく、不在通知で「内容証明郵便が配達されている」と知っていて局まで取りに行かなかった場合も同様です。以下は最高裁の判断です。相続に関わる裁判のようですが、
遺留分減殺の意思表示が記載された内容証明郵便が留置期間の経過により差出人に還付された場合において、受取人が、不在配達通知書の記載その他の事情から、その内容が遺留分減殺の意思表示又は少なくともこれを含む遺産分割協議の申入れであることを十分に推知することができ、また、受取人に受領の意思があれば、郵便物の受取方法を指定することによって、さしたる労力、困難を伴うことなく右内容証明郵便を受領することができたなど判示の事情の下においては、右遺留分減殺の意思表示は、社会通念上、受取人の了知可能な状態に置かれ、遅くとも留置期間が満了した時点で受取人に到達したものと認められる。
そりゃあそうですよね。そんなんで通るなら、都合が悪い郵便物は全て拒否すればよくなって、裁判所も法律も要らなくなります。
旦那への手紙に、不誠実なことをしているとかえって高くつくよ、と書いたのですがねえ。それだけはこの一族に思い知らせてやります。
アメリカのドラマを観ていると、寝込みを襲ったり、歩いている後ろからいきなり声をかけて封筒を渡し、「サインして」というシーンが出てくるんですが、これが裁判所からの通達だったりするようですね。
「受け取っていない」「知らない」といって逃げ回る人がいるから成り立つ商売のようですが、日本でもそうなっていくんでしょうか(^^;
私も「受け取り拒否」までは想定していませんでした。共稼ぎだから、自宅に送ったなら不在通知が入るようかな、とは思いましたが。
これね、危険と知りつつ、自宅でなく勤務先に送ったのにはワケがありまして、以前、別の入居者に同様のケースで内容証明を送った際、不在通知が入っていたのに局まで取りに行かなかったもので返送されてきたことがあります。そうすると内容証明の意味を成しません。
今回、文面に一週間の期限を切って滞納家賃と延滞利息を支払うよう要求していますので、それだと局で預かっている間に期限が来てしまって、期限を切った意味もなくなります。
なので今度は葉書で(家賃滞納の事実には触れずに)「受け取り拒否してもムダで、裁判になればかえって不利な証拠になります。弁護士さんに相談してみてください」と教えてやろうか、と思っています。
いえいえ、向こう(連帯保証人と夫)は明け渡す気でいます。本人の意思と関係なく、です。ただし、荷物を出すのは勝手ですが、解約予告が本人もしくは連帯保証人からの文書でなければ認められません。
つまり、室内の荷物を出したかどうかに関係なく、契約は継続していることになります。内容証明の文面にはそのことも謳ってあって、同時に夫に送った手紙にも書いておきました。
これで「解約と認めさせよう」と解約通知を文書で送ってきたなら、手紙のほうは読んだ、ということになります。そうすると、「内容証明は受け取らなかったから知らない」とは益々言えなくなります。
このままで行けば訴訟まで進むことになると思いますね。誰か良い友達がいてアドバイスしたとしても、この女は意地を張り続けることでしょう。お互いに余計な手間と出費になりますが・・・。
こういう責任感の欠片もない大人が、共同体をダメにしていくのでしょうね・・・。悲しいことです・・・。
相手に誠意が無ければ無い程、こちらは法律を遵守して丁寧に対応しなければなりませんね。向こうは明らかに私を舐めています。
でね、旦那がどの程度まで知っているのか不明ですが、こんな女を女房にしていて、よく嫌気が差さないもの、と思いますね。似たもの夫婦だとしても、早晩離婚するんじゃないでしょうか。
ヒステリックな対応を見ていると、私なら逃げ出したくなりますね。
応援、有り難うございます。
逃げ出すにも放り出すにも,かなりの労力が必要なので,エネルギーがないとダメなんですよね.
これが『認知的不協和の緩和』というものです.
とりあえず調停してみるのはどうでしょうかね。poohpapaさんの代わりに裁判官と調停委員がお灸をすえてくれる事でしょう。さすがに裁判所からの出頭命令にはビビリますし、無視は無いでしょう。たぶん
’貴方が馬鹿というハンディキャップを背負っている事は良く分かる。でも頼むからその能力を乱用しないでくれ’昔ネットで見た海外の格言です。疲れますよね〜マジで。
<<これが『認知的不協和の緩和』というものです
難しすぎてわがんねっす(*^^)v
旦那は完全に尻に敷かれているのは判りますね。どうしたってそこから逃げられないのも。そうなると、たぶん浮気に走るであろうことも。
良心があれば女房に内緒で電話してくることも可能ですが、それすら怖くて出来ないのでしょう。電話をくれて率直に相談してくれたなら(私だけでなく誰でも)悪いようにはしないものですがねえ・・・。
そうですね、損害賠償というか慰謝料的なものまで請求することになります。高くつくことだけは間違い有りません、お互いに、ですが。
今のところ、本人からも連帯保証人からも文書による解約通知は届いていません。本気で早く解約したいなら一日も早く通知を出したほうがいいものですが、たぶん、出してこないと思います。
無視して、この先も発生し続ける家賃も払わないつもりなんでしょう。内容証明にも手紙にも「その件」は書いてありますので、文書で通知してきたなら「滞納は知らなかった」とは言えず、通知しなければ家賃が発生し続ける、ということになるのですが。
調停のテーブルにも着かない、と思いますが、こちらは粛々とすべきことをして積み重ねていかなければなりませんので、近い将来は裁判所のお世話になることになりますね。
もう一度、(受け取り拒否されるのを承知で)内容証明を出すか、悩んでいます。ホント、疲れますね。