夕方帰宅して寝るまでPCの電源を入れなかった。それくらい精神的に疲れていた。音楽を聴く気力もなく、ただボーっとしていた。
録画しておいた「相棒」を二話続けて流していたが、ストーリーもあまり覚えていないし、途中途中で寝ていたようにも思う。
例の女、私にとっては「怖い」と言うより、物凄く「気持ち悪い」存在である。で、昨日、少し動きがあったが、それは後日の記事にて。
先日の「この記事」で書いた件、昨日ようやく決着した。
この数ヶ月、ほぼ同時進行で、2件の連帯保証人の問題と、別件の大きな相談事(先日解決して、当事者の了解の下、近々記事にする予定)を抱えていたのだが、3件のうち2件が片付いたことになる。
一昨日、うちのと近所の丸亀饂飩で昼食をとっていると、滞納者の北海道に住む母親(連帯保証人)から携帯に電話があった。
「本音では納得いかない部分もありますけど、これから36万振り込んできます」、との連絡で、昨日は家主さんからも「間違いなく振り込まれてました」とのご連絡を頂いた。半年がかりだったがようやく終わって安堵した。というか、前の記事でも書いているが、この母親は元々「払ってくる人」なのだ。余計な知恵をつける奴がいるから拗れていただけである。
家主さんは私に全て任せて気長に待っていてくださったし、私の要望どおり、資料作りなど快く協力してくださったので有り難かった。
家主さんによっては、こちらに丸投げしておきながら「まだ振り込まれてないんですけど」と催促だけしてくる人もいるから^^;
以前「明細を送ってください。こっちの控えと合っていれば払いますから」と言うので明細を送り、合っていたのに「時効でしょう」と言い、2週間ほど前、「ならば税理士さんにお願いして改めて請求書を作り直しますから、それで間違いなければ振り込んで頂けますね」と話し、母親も了解してはいたのだが、私はちょっと考え直して「とにかく月末まで待ちますから」と伝えていた。
その際、「税理士さんに依頼した費用は、家主さんの請求内容に間違いがあったなら家主負担、間違いがなければ借主負担ということで請求額に上乗せします」と伝えておいたのが功を奏したのだろう。
私はこの母親には、ここ数日の記事の連帯保証人に対してとは全く違う態度で当たっていた。ハナから厳しく当たっていたのだ。
屁理屈を捏ね回して「納得いかない」と支払いを拒む母親に、「いいかげんにしなさい!。人として恥ずかしいと思ってください」などと叱りつけている。一方で、「お母さんは元々そんなことを言う人ではなかったハズです」とも言っている。
厳しいことも言うが、相手の人格は尊重している。ヘタに下出に出ないで終始毅然としていたのが良かった、とも思われる。
同じく連帯保証人とのトラブルであっても、この話を「嫌な客」ではなく「エピソード」のカテゴリーに入れていることでも、私がこの母親を嫌っていない、ということがお解かり頂けると思う。
カネの話しをすると意地汚くなるものだが、取立ての専門業者というのがあって、退去後の取立ての報酬は「回収額の50%」である。それでいけば私は18万は頂けることになるが、もちろん無報酬で諸経費さえも頂かない。では、何も見返りを期待してないか、と言えば、そんなことはないし、しっかり報酬を頂いている。
金銭ではなく、家主さんからの信頼、である。
もっとも、全員がハートの有る家主さんとは限らない。というか、そういう「手数料の話」は意識的にスルーする家主さんが殆どである
「計算も間違ってる部分があるし納得いかないことも有りましたけど支払うことにしました」と言う母親に、「私もお母さんが釈然としないお気持ちはよく解かります。ご指摘の点は家主さんに確実にお伝えしますね」と話すと、「いろいろご面倒をお掛けしました」と言う。
間違いなど無い。有ったら払ってきたりしない。そんなことは判っているが、せっかく「払う」と言ってきているのに、そんなことで再び論争しても始まらない。話が振り出しに戻ることになるだけだ。
私は「実利を取る主義」である
【関連する記事】
この間家賃を払いに出かけた不動産屋で面白い職業がある事をしりました。
なんと敷金鑑定士なる資格があるようです。(@o@)
私が支払いに行くちょっと前に電話で対応していたらしく、敷金返還の金額でもめていたようです。
色々な理由で2万ちょっとほどは敷金から減ると退去者へ連絡したら、敷金鑑定士がこれは高すぎる・・・・というので色々言ってきて対応してしていたようです。
本当に悪徳な不動産業者にとってはいやな相手と思いますが、それ以上に怪しすぎる気がするのは私だけでしょうか?
払ってもらってコッチは助かりますが「本当にそれでいいのか?」と思う時もありますね。
結局親が助けることでその子供は支払いを免れ・・・また同じようなことを繰り返すような気がしますね。
先日私も(黙って)退去した入居者の母親から滞納分2ヶ月の家賃を集金しましたが・・・
その母親は連帯保証人にはなっていなかったので機嫌を損ねないよう話をすることに集中しました(笑)
その母親も色々知恵つけられたのか「敷金を払ってるはずだ」とか「入居の時に何か月分も先に払ってある」とか言ってきましたけど・・・
その母親に知恵つけた人のレベルが伺えてちょっと笑ってしまいました。
先日はご教授有り難うございました(*^^)v
<<なんと敷金鑑定士なる資格があるようです。(@o@)
それ、勝手に作った肩書きですね、きっと。20年もこの道で飯を食っていますが、そんな肩書き、聞いたことがありません(爆)
なんか、いかにも怪しいですね。日本人は肩書きに弱いから、怪しくても気後れしてしまうのでしょう。だいいち、電話でなら何とでも言えますし、きっと、その敷金鑑定士とやらは不動産屋のことを「馬鹿だねえ、信じてやがんの」と思ったことでしょう(*^^)v
110日も経ってからの返信になってしまいまして、誠に申し訳ありません。
時々、連帯保証人でない家族が滞納分を支払ってくれることがあって、有り難いのは有り難いのですが、途中で気が変わらないとも限りませんし、支払ってもらった後で誰かに知恵をつけられて「そんなつもりは無かったのに無理やり」なんて言われたら厄介なことになります。
周りは、本当に心配して、とか、真剣に本人のためを思って、とか、ちゃんと法律に則って、ではなく無責任に知恵をつけますよね。何かトラブルになってもそういう人が責任を取ることはありません。自分が物事をよく知っていること(自分の存在感)を示したいだけ、なんですね。
人は「自分にとって都合のいい話」のほうをより信じるものなので、そういう輩の存在は非情に迷惑ですね。私は、はなくろさんのように笑ってなどいられません、小心者なので^_^;
最後に、重ねて、変身が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。