2009年10月10日

他に候補はいなかったの??

昨晩は10時ごろベッドに入ったものの、ウォークマンで音楽を聴いていたら目が冴えてしまってこんな時間に起きだすハメに・・・ふらふら

なんか、オバマ大統領がノーベル平和賞に決まったそうで、ネットで多く言われているように「提唱しただけでまだ何もしてないじゃん!」と私も思っています。ノーベル賞を与えることで後戻りできなくするのが目的なんでしょう。ただ、核廃絶は天然痘撲滅と似ています。地上から完全に無くす、なんてことは出来ない、と思うのです。

米ソが核を放棄したとしても、中国はもちろんイランや北朝鮮、インドやパキスタン、そしてイスラエルなどが従うとは思えません。仮に米ソが核を完全に放棄したなら、小国は「だからこそ核を持ちたがる」ものでしょうし、「全ての保有国が完全に廃棄する」なんてこと、有り得ないと思うのです。隠し持つ国はきっとあります。少なくとも、北朝鮮とイスラエルは何が何でも隠し持つのでは、と思います。

天然痘患者はいなくなっても、いつ発生しないとも限りません。不測の事態に備えて研究室のどこかで培養を続ける必要があります。「患者がいなくなったから病原菌も完全に始末して良い」ハズがありません。発生してから慌てて種痘を再開しようにも間に合いません。

地球上から戦争や紛争が消えても、いつどこから核が出てくるか知れないのですから、天然痘の病原菌と同じく、最低限の核はどこかで持っている必要があります。どこが持つのがいいか、と言えば、現実味は有りませんが国連で管理するのが一番いいでしょうね。個々の国で持つ必要が無くなれば良いのですから。

ノーベル平和賞まで与えても、ま、「最低限の数だけ認めることにして、そこまで減らしましょう」に落ち着くのがオチでしょうね。


ところで、アメリカが核を放棄したなら善し悪しは別にして「日本の傘」は無くなります。喜んでばかりはいられません。本来は自分の国は自分で護るのが当たり前ですが、崩れたバランスを立て直すのは容易ではありません。ましてや、長く平和ボケしていた日本です。上手く言えませんが、(核兵器の無い世界が実現するならそんな素晴らしいことはありませんが)その後に、日本にとっては別の「もっと怖い脅威」が台頭してきそうな気がしてなりません。


オバマさん、辞退するかも知れませんね。受賞理由からして現時点では受けないほうがいいでしょうね。交渉相手がどう思うか、なんですけど、弾みがつくなんてことはなくて、なんか「冷めちゃう」ような気がするんですよ。逆に実現性が遠のく結果になりそうに思います。もう少し先に行って、核放棄を推進している大国の元首全員に与えたなら効果的だったのに、と私は思います。全部、素人考えですがたらーっ(汗)


あ、そうそう、私は昔から「政治家、とりわけ現職にはノーベル平和賞を授与してほしくない」と思っていました。少なくとも現職を退いてから与えるべきではないでしょうか。政治家の功績の評価は現職中にはしないほうがいいし判らない、と思うのですけど・・・。


さて、と・・・、またベッドに入ろう、っとわーい(嬉しい顔)

posted by poohpapa at 02:13| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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