どれくらいか、と言いますと、日本の銀行の一年もの定期預金金利のおよそ150倍くらい、ですね。投資した額は本当に僅かですが、それでも中級一眼レフデジカメが買えるくらいの利益になります。
私がやっているのは小口で「ブラジル株の投資信託」と「豪ドル建て債権」、そして、最近買った株が(名前は忘れましたが^_^;)ブラジルで一番大きな銀行の株と「JAL」くらい。
「JAL」は倒産はしない(政府がさせない)でしょうけど上場廃止の可能性はあったワケで、ここんとこの政府や銀行等の支援策の動きに注目していました。で、ドン底まで落ちているし今が「買い」だろうと判断したのですが、間違っているかも知れません。少し長めに保有していれば200円は超えてくるのでは、と予測しています。
三菱自動車や雪印の株価が一連の不祥事を受けて暴落した時、とくに三菱自動車の場合は「破綻するのでは」、と怖くて手が出なかったのですが、どちらもあの時買っていたら倍以上になってましたね。もちろん、株に「たら」「れば」は有りませんが(^^ゞ
ブラジルはワールドカップもオリンピックも開催されますから、それらの終了までは内需が拡大されるでしょうし、リオが物騒になってるので中止になる可能性が全く無いワケでもありませんが、ま、何とかなるでしょう。ブラジルの将来性はそれだけではありませんし。
豪ドル債権は、現在は(米ドルに対して)円高ですが、豪ドルに対しては円安に振っていて、元々が高い(9%近い)利息だけでなく、為替からも利益が出ています。実を言いますと、私は意味が解かってなくて買っています。正直、経済には疎くてチンプンカンプンなんです。偉そうなことを言っていますが、円高になると誰が得して誰が損するか、理由も含めて全く解かっていません。円高になると輸出で利益を上げる企業は大変、くらいにしか解かっていないのです。
先日、証券会社のセミナーに参加して面白い話を聴いてきました。
「政権が替わって八ッ場ダムなんかの工事が中止になりそうだということでセメント株が落ちているが、セメント会社は主に海外に輸出しているので影響はあまりない。むしろ、落ちている今が買い時なのに、皆どうして買わないんでしょうね」、と講師が言ってました。
実際、素人がニュースを材料に判断した時はほとんど「折込済み」になっているワケで、実状をどう読むかが肝心だと私も思います。
あと、「これからは鉱物資源を持っている国の株が狙い目」とのことで、鉱物資源にはもちろん石油も含まれますが、この場合の鉱物資源は石油を指しているのではありません。詳細な理由も話してくれましたが、ここでは割愛します。
証券会社のセミナー、最初は「何とかして人の財布からカネを出させようとしているだけじゃねえか」と馬鹿にしてましたが、ギブ&テイクの精神が感じられるし、けっこう勉強になりますね。
先を見る確実な目を持ってさえいれば、第2第3のヤフーやユニクロを見つけて老後は安泰になるのですがねえ・・・。そうすれば、慢性的な滞納者や悪質なクレームに悩まされることも無くなります。
そうだ・・・、もっと担当者と仲良くしておかなければ。近いうちに飯でも奢ろう
